2024年8月12日月曜日

日ごろの訓練に、敬服!

 


パリオリンピックは、昨日で終わりました。
私は、生でいくつか観戦できましたし、
テレビでも、よく観ました。

一番印象に残ったのは、
レスリングの、とっても有能な日本女性の試合。
生で観ることができました。

試合前の、
その自信を持った顔、
歩き方。
試合のテンポの速さ。
すぐに勝負がついてしまった、その
カッコよさ。

それを思い出しただけでも、
勇気をもらえそうな、素晴らしい体験でした。

試合の後には、退場するご本人は、
観客席の中で、スッと立ち上がって、
大声でブラボーと手を振るおばさん(=私)に、
すぐ気がついてくれて、
サッと、手を上げて会釈してくれました。
(わっ、うれしい)

そして、
その観察力、注意力にびっくりします。
日ごろから、
まわり(相手)の動きに、ものすごく敏感なのだなぁ、
そうでなくては、勝てないだろうなと
感心しました。

日ごろの訓練に、敬服します。
彼女だけでなく、
全ての選手の皆さんに、敬服です。

さて、今回のオリンピックで、
ピアノと関係なさそうなところで、
ピアノと同じような話を聞きましたので、
それは、また書きたいと思います。






















* 藤波朱理選手 レスリング金メダル












Chiyo

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2024年8月1日木曜日

軽々しく考える人が多いですが、これは重大なテーマ


曲選びをするときの、色々な問題について。
このテーマでは、言いたいことは
いくらでもあるのです。
でも、言葉で説明しようとしても、
しきれない要素が多いです。

それでもあえてお話ししますと、

まずは、
1)あまり難しすぎない曲を選ぶ方が、
教育学的にも、
コンクールでの成功率を上げるのにも、
効果的となると思います。
そして、とことん追求して、
質の高い演奏をめざすことです。


もちろん、難しい曲にチャレンジするのはいいですが、
現実的に考えることは必要です。



*ネット上で、
難易度が表に出ていたり、
楽譜の会社が表を作ったりしていますが、
だいたいは、当たっているかもしれませんが、
当たっていない部分も、とても多いと
私は感じています。
これを鵜呑みにしない方がいいと思います。


さて、次は、
2)音楽的に、どうするか、という問題です。
これは、
楽譜の面(つら)だけを見ていても、わからないのです。

例えば、
ラベルの曲をとことん追求した経験があるのなら、
そのあとにラベルの曲を選べば、
割とすんなりいくと思います。

けれども、
モーツァルトばかり弾いていた人が、
突然ラベルの世界に入ろうとするときは、
少し時間がかかります。

これは、極端な例ですが、
そういうことは、楽譜を見つめて、
音の数が少ないから、もしくは、
テンポがゆっくりめだから、という理由で
選んでも、うまく行かないことが多いです。

これは、先生に相談するのが良いです。
そして、ここは、
先生のセンスが問われるところだと思います。


適切な曲を選ぶことは、
モチベーションの元になりますし、
また、無駄なく上達するコツになるはずです。
とても、重大なテーマだと思います。









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2024年7月29日月曜日

携帯ピアノ


ずっと前に、
「旅行中は、どのようにピアノを練習したらいいのですか」と
聞かれたことがあります。

そうですねぇ、
旅行中なら、旅行を楽しむのが良くて、
ピアノのことは少しお休みにしてもいいのではないかしら
と思ったのですが。

それでも、
3日以上の休暇でしたら、
携帯ピアノを持ち歩く、という手もあります。

リュックサックの旅では無理かもしれませんが、
車で移動する、
もしくは飛行機でならば、
なんとか、この折りたたみピアノを持ち歩けます。

4〜5キロだと思います。
大きさは、バイオリンケースより一回り小さい。
あとは、
楽譜をコピーや、タブレットに入れて持ち歩きます。

音色やタッチは「とても」イマイチですが。。。
(パソコンにつないで、
スタインウェイの音色を使うことはできる)

コロナの時、
ホテルで待機しなくてはならなかった時、
この楽器を使っていたプロを
私は知っていますし、

その昔、
モーツァルトや、
最近では、シフラなどが、
音無しピアノを旅行に持ち歩いていました。
生徒さんにも、利用する人はあります。

私も。
イヤホンで、おもに譜読みの作業に、
このピアノを使ったりします。
ぜんぜんピアノがないのより、
数倍もいいと思います。






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2024年7月20日土曜日

「最短」で、上達をする

 


オンライン受講生の中に、
とてもスムースに進んでおられる方があります。
このブログでもたまに出場なさる、Mさんです。
お仕事が忙しくても、
送られてくる動画ごとに、
必ず毎回、上達なさっている感じです。 

ご本人のセンスの良さもあるのでしょうが、
練習方法も、お上手だろうと思います。

そんなことをお話ししましたら、
こんなお返事が返ってきました。



***

練習の仕方が上手と褒めていただき、ありがとうございます。

自分ではあまり分かりませんが、
先生がお話し下さった事は、
とにかくそれをやってみるという事は心がけております
(お話しいただいた事が私の理解不足で、?がつく時でも、
その道のプロの方が仰るのだからそうだろうと、
とにかくその通りにする事は大切だと考えております)

曲に取り組む時は、最短で仕上げたいと思いますので、
自分にとって難しく感じる所を重点的に取り組みます。
今お勉強しているショパンのノクターンですと、
3ページ目のPiu mosso以降です。

通し練習は曲の仕上がりが近くなるまでは、あまりしません。
出来ない所を集中的に練習して、
通して弾けるようになったら、通して弾いた時につまづく小節や
前後の小節を抜き出して部分練習するという感じの繰り返しで、
仕上げに向けて練習しております。

子供の時は、このような練習が出来ていなかったので
あまり上達しなかったというのが
大人になった今は理解出来るからこそ、
地味な練習でもコツコツ取り組めるのかもしれません。


私はこんな感じで練習しておりますが、
これもChiyo先生はじめ、
YouTubeやSNSでピアノの先生方が仰っている事ですので、
それをそのまま実行しているだけです。
ですので、
私が上達するために必要な事をご指摘下さり、
そこをクリアする為に必要な練習法をレクチャーしてくださる、
Chiyo先生の的を得たレッスンが上達のカギだと思っております。


いつも、有益なレッスンをありがとうございます

***



***

効率を追求するとこれが「一番最短」だと思うので、
そうしております。
つい通して弾きたくなりますが、その気持ちをグッとこらえて、
譜読み中は地味な練習に徹して、
通して弾くのは仕上がってからの楽しみにとっておくと、
ご褒美のような感じで、
また次の新曲に取り組むモチベーションになっている気がいたします。



練習方法、どなたかのお役に立てれば幸いです


*** 

Chiyo: そうですか、はい、ありがとうございます。
それではそのように(ブログの記事に)使わせていただきます。
「気持ちをぐっとこらえて」と言うところ、
私も同じようです
ペダルをつけてアバウトに弾くのも楽しいんですけれどね。
どんなプロの方でも同じようにしていると思います。
***
Mさん: そうなのですね。
プロの方々の素敵な演奏は、
地道な努力の上に築かれているのですね。

独学時代は片手練習もそこそこに、
すぐ両手でペダルを付けて練習しておりましたが、
Chiyo先生にレッスンして頂くようになってから、
片手ずつの譜読み、
ペダル無しでの両手練習に、
特に時間をかけるようになりました。


これも効率的に曲を仕上げる助けになっていると感じております。

その道のプロに教わり、
その教え通りにするのが、
最短で上達する近道だと感じております!

***






と、こんなやりとりがありました。
やっぱり!
Mさんは、練習の仕方の「達人」でおられたようです。

だから、こんなにスラスラと、無駄なく
前に進んでおられるのだなぁと、
感心しています。





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2024年7月18日木曜日

「思うようにできるようになる」方法


私は夫によく「おんなじこと繰り返し言ってる」と
文句を言われます。

何か言っても、
聞こえないふりをしているのか、
本当に聞こえていないのか、
よくわからない時、
同じことをリピートしてしまうのが、私のクセのようです。
どうもスミマセン。

そこで思うのですが、
ピアノ練習の仕方を考えてみますと、
私は、繰り返しばかりしているのです。

一回弾いてできなくても、
何回か繰り返すと、思うようにできるようになる
という時が、必ずくるからです。



それを知っていますから、
私は、(たぶん、どんなプロでも)
「繰り返し練習」をします。
あせらず、何度も何度も、
ゆっくり、正しく、を繰り返す。
すると、あら不思議、
必ず、できる時がくるのです。

ピアノだけではありません。
YouTubeのダンスチュートリアルでも、
「リピートが、成功の鍵」とよく聞かれます。
やっぱり、なるほど、
と思ってしまいます。


* まとめ


同じことを繰り返すのは、ピアノやダンス限定
(夫には、NGかもしれない)




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2024年7月10日水曜日

ただいま、上達中!


オンライン「ふだん塾」の受講生の方の中に、
ただいま、もうれつに上達なさっている方がおられます。

当のご本人は、気づいていないかもしれません。
それどころか、
Chiyoは、小姑のようにうるさいなぁ、という感想で、
頑張っておられる最中なのではないかと思います。

上達しようとする時、
多少は、めんどくさい作業が必要となります。
すらっといく場合もありますが、
長年の習慣を少しずつ変えようとする時、
たまには、「手術」をするように、ごっそり
変えなくてはならない時もあります。

具体的には、
「わかってるけど、できない」という指のタッチ。
指の形がよくないとしたら、
もしくは、
指を離すタイミングがよくないとしたら、

それを変えていくことが必要になります。
今までと違うことをしますので、
めんどくさく感じます。

もともと、そういうクセがついていなければよかったのです。
が、
もしついてしまっていても、直していくことは
可能です。
ちょっと、今のところはめんどくさいかもしれませんが、
やっていれば、必ず変化していきます。
そして、それが、自動的にできるようになります。
身につきます。

そこを頑張っておられる受講生の方に、
シャポー!(敬服)


* 長年の習慣を変えるのは、めんどくさい。
でも、変えられる。





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2024年7月8日月曜日

モチベーションが、上がる


もう大人ですし、
趣味で練習しているピアノですので、
そもそもモチベーションの問題はないはずです。

それでも、
繰り返し練習が必要だとわかると、
やはり、
そんなことをしなくても、早く弾けるようになりたい!
と、思ってしまいます。

そういう方が、ほとんどのようですので、
もし、そう思われても、
あたりまえのこと、とやり過ごしてしまうのがいいと思います。

さて、
私が、長年音楽院で働いてきて
思うことがあります。

先生と気が合っている事、これはまず第一の、
モチベーションの元です。
次に、
練習している曲が、好き、ということ。
これは、2番目にくる、モチベーションの元のようです。

ごく初めの基礎を覚える期間を
終えてしまえば、
あとは、私は、なるべく生徒さんの希望にそうように
しています。
そのために、時間をかけて、
「どんな雰囲気のものが弾きたいか」と
考えてもらいます。

次に、私の方から、それに沿って
色々リクエストしていきます。
「それ!」という気持ちが起こるまで、
いくつもの曲を弾いて、聞いてもらいます。

生徒さんによっては、
いくらリクエストしても、NGが続きます。
8〜9曲くらい弾いても、まだ、「ノン」と言われ続け、
こちらも、ストック不足になってきたりします。

もう少しレベルが上だったら、こちらのレパートリーも
豊富になってきますが、
始めて2〜4年ころが、一番困る時です。

まぁ、そうやって、感性を育てる機会にもなっています。

というわけで、
時間をかけて曲を選んだあとは、
私としては、ラクになります。
理由は、生徒さん自身が、もう「やる気」満々になっているからです。

これは、大人の方にも、
同じことが言えるのではないかと
思っています。





* まとめ

モチベーションの元、その一つが、
曲選び



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2024年7月4日木曜日

凡人の私は。。。(練習の仕方)


先ほど、YouTubeで、マルタ・アルゲリッチの演奏を
見て、聞いていました。
ずいぶん古い動画ですので、
マルタさんも若く、
プロコフィエフの曲を、いとも簡単に弾いています。
私のような昭和の人間は、
マルタに圧倒されます。

今ですと、
若手のたくさんのピアニストがいます。
同じく、スラスラ弾いています。

そんな動画を見ていますと、
もう、やる気も失せそうになります。
「世界の7不思議」とか、
「ワンダーランド」「神業」という次元の、技術に見えます。

私のような凡人は、
地道に練習して、マルタさんの何十分の一を
ようやくできるかできないか、というレベルです。

ずいぶん昔のことですが、
長い髪でピアノを弾いていましたら、
「髪の毛がマルタに似てますね」と言われました。
「はい、そうだとしたら、
そこが、マルタとの唯一共通点です」と思って、
いじけそうになります。

長くなりましたが、
何が言いたいのかと言いますと、
マルタとか、かてぃんさんでない限り、
たぶん、
やはり、ゆっくり練習や、
繰り返し練習が必要だということです。

また、どんなレベルでも、
心を込めて表現することはできますし、
その結果、他人の心を動かすこともできる、ということです。
これは、私は、実地にいて、毎日感じています。

あまり速く弾きすぎずに、
よく音を聞いて、
じっくり練習していく価値はあると思います。


* まとめ

凡人の私は、ゆっくり練習、繰り返し練習。





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2024年7月3日水曜日

海外組だより(フランス)庭いじり紹介


オンラインレッスン「ふだん塾」には、
いく人か、海外からの受講生があります。
たまたま、その中には庭いじりの好きな方があったので、
ご紹介しています。

きょうは、受講生の方のではなくて、
私の、です。
フランスの街なかの庭ですので、
家のまわりにあるスペースを使って、植木を育てているのです。
写真を撮ろうとしても、
なかなかうまくいきません。
もう少しうしろに下がって写真を撮れたら、
全体の様子がわかるのに、と思いますが。




















また、地べたに石が敷きつめられているところが
多いのです。
ですので、植木鉢に育っているものが多い。
それは、江戸っ子が、長屋の前に、
ところ狭しと鉢植えを置いていたのと、
ちょっと似ています。


 











家の中にいながら、
鉢植えが見えるのは、楽しいことです。
あ、今は、この花がきれい、と思えば、
その鉢をこっちへ持ってきて、
終われば、また別なのを持ってくる。

というふうに、舞台装置のように、
移動できるのは、鉢植えの良さかもしれません。















これまた江戸っ子と同じですが、
家の前には火鉢を置いて、
水を張っては、金魚やメダカを入れる。
浮草も入れる。
そんなことを、私もずっとしていました。

ある時、
上野の不忍池のハスの種を、もらってきました。
(取ってきました)
それをまいて、育てたことがあるのです。
子供用のプールを使って、池に見立てて。
花が咲くまでにはいきませんでしたが。

その「プール池」は、いまだにあります。
金魚も、睡蓮も、います。













街中のいいところは、
お隣のお家のいいところも、楽しめてしまうところです。
前のお家には、大きな木蓮の木があったりします。
お隣には、
街で一番古い家が、あります。
中世の終わりころ?
植物をはわせるのに、
その壁を、使わせてもらっています。













勝手に、木いちごが生えてきて、
タルトができそうなくらい、収穫できます。
それ以外にも、
食いしん坊の私は、

びわ、
梅、
ぶどう、
みかん、
レモン、
オリーブ、
ミョウガを植えましたので、
収穫があります。
鉢植えだって、ちゃんとできます。

今は、梅の季節です。
今年は、梅ジャムを作っています。

そのほか、
山椒、
シソ、
パセリ、
バジリコなどのハーブも、あります。














こちらは、もとは、フランス庭園だったスペースです。
石畳があったり、
石の柱のようなものがありました。
バロック庭園は、どうも私の性に合わなく、
ずいぶん苦労して、石をどけました。

今は、芝生(雑草)をはやしています。
ブドウの木を植えたり、と、
勝手に改良しています。

今年は、その一角に、
枝豆、
ごぼう、
とうもろこし、
きゅうりの種をまいてみました。
日当たりはあまり良くないですが、
どうなるか?
バロックの時代の人が知ったら、
びっくりすると思います。

また、今、大山木が花を咲かせています。
レモンのような、いい香りです。

香りといえば、

ジャスミン、
スイカズラのお花が、今、とてもいい香りです。
この香りは、
どんな香水よりも、
エレガントで、幸せになれます。

バラの花も、今季節です。
ですが、なかなかうまくいかない年もあります。
今年は、鉢植えのバラが、
よく咲きました。



















きょうは、我が家の、
計画性のない、
はえていれば良い、といような庭のご紹介でした。

海外にいても、
土をさわっていれば、地球のどんな場所とも
つながっている、という感じがするのかもしれません。
そんなことを、ふと、思いました。


読んでくださり、
ありがとうございました。







Chiyo

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2024年6月29日土曜日

ピアノ、また生まれ変わる!


私のピアノは、23歳ですが、
去年の春に、「ハンマー全とりかえ」を行いました。

ハンマーが変わると、これほど音が変わるのか!というのは、
本当に、びっくりものです。

とりかえる前に、テクニシャンに、
「音が変わりますよ。
まるで、夫をかえるようなものですよ」と
さんざん言われていました。
ですので、覚悟はしていました。

いくら変わると言っても、
弦や、共鳴版は同じなのだから、
そんなに変わるとは想像していませんでした。

ところが、
いざ、かわってみますと。。。
本当に、全然違う音が出るのです。
ちょっとがっかり、です。
そして、これから数年かけて、変化していく、というのです。
本当に、夫が違う人になってしまったようです。

さて、きのう、
これで、3度目の調整を、
行ってもらえることになりました。
パリからわざわざ来てくださる、有能なテクニシャンです。
もう、長いお付き合いです。
作業の前には、色々話し合います。

「この部分が、いまいち。
けれど、この低音は、すごく良すぎ。
この高音部分、もう少しキラキラしてくれるといいのだけど。。」

「では、
高音を輝かせるために、低音を少し控えめにする?
いや、この素晴らしい低音を控えさせるのは、もったいない、、、、」

「バランスの問題?」

などなど、
話し合いは、続きます。

そして、その後は、おまかせします。
そして、出来上がった、ほっかほかのピアノは?
それが、なんとなんと!
また、生まれ変わりました。
とても素晴らしい音です!

今までとは、ちょっと違いますけれど、
とっても素晴らしいバランスのピアノになりました。

小さいころから、
ピアノという楽器は、メンテナンスによって、
こんなにも変わるのか!と驚くほど、
音が変わる、ということを、
お師匠さんから、教えられてきました。
本当に、その通りです。

いい銘柄を買う、というのも一つの手ですけれど、
メンテナンスがなくては、
それさえも生かすことはできません。

その一方で、
どんなピアノでも、調整次第で、
かなりいい音が出せるようになります。
ですので、
いいテクニシャンがいてくれる、ということは、
本当にラッキーなことだと思います。

これからも、
どんどん、(趣味)ピアニストの要求が高くなって、
テクニシャンも「やりがいあるな」と思って下されたら
いいと思います。









Chiyo







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2024年6月27日木曜日

「ピアノを楽しみにして、仕事を頑張っています」


けさ、オンラインのレッスンをしていましたところ、
お仕事が忙しくなってきた受講生の方がありました。

北海道にお住まいのMさんです。
その方がおっしゃるには、
仕事は忙しくなってきているけれども、
ピアノを弾くのを楽しみにしながら、
仕事を頑張っています、ということです。

きっと、
1日の仕事が終わって、ご夕飯の後にでも、
ピアノを練習なさるのでしょうか。
それを楽しみに、ということです。

そして、
そうお話しになっているお顔が、ニッコニコでした。
パッと、輝いたようになりましたので、
私もとても嬉しくなりました。

私など、時に、
イヤイヤ練習することもあるのです。

あぁ、こういう方は、いいなぁ、幸せだなあと思いました。
そして、
そういう方のお供をできるのは、
楽しいことです。



Chiyo







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2024年6月25日火曜日

ピアノの先生、いろいろ

 


ピアノの先生、と一口に言っても、

いろいろな人がいますので、それぞれだとは思います。
少なくとも私の頭の中では、
レッスンをしている時はもちろん、
そうでない時でも、
気にし続けていることがあります。

あの人には、どんな曲がいいか。
この人は、今、何のお勉強するのがいいか。
などなど、
私の頭の中には、いつも、
クエッションマークが、灯っているようなものです。

それが、はっきりとわかるのは、
全然別なことをしている時に、
なんの脈絡もなく、
すっと、イメージが湧いて
「あ、あの方には、この曲が似合いそう」
と思ってしまうような時です。

実際、
そんな風に「イメージがわいた曲」をご提案してみると、
とてもうまくいくことが多い。
例えばコンクールや、コンサートなどで、
とてもぴったり、しっくりと、うまくいった、
というようなことが、よくあります。











Chiyo

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2024年6月21日金曜日

ちょっと行き詰まった感じの時


一生懸命弾いているのに、
どうも、成果が出ない、というときはあります。

それは、プロでも、趣味ピアノでも、
大きなモチベーションを持って努力している方に
よく起こるようです。

そういうときはどうすればいいかと言いますと、
ごくシンプルに対処するのがいいと思います。
ちょっと休んで、間を置く、とか、
課題曲を減らす、とか、
ちょっとレベルを下げるとか。

レベルを下げる、という言い方は
あまり響きが良くないのですが、
曲をもう少しシンプルなものに取り替える、という意味です。
音楽的には、要求度は、いつもと同じにします。
美しさを、求めます。

隅々まで愛情を込めて弾く、というような感じでしょうか。

そうこうしているうちに、
だんだんいつもの調子が戻ってくる、ということは
あります。
あまり「私のモチベーションはどうだろうか」と、
そればかりに焦点を当てないで、
やりすごす、というのがいいと、私は思っています。





* まとめ

モチベーション測定器で、測り過ぎの人が
行き詰まりやすいかもしれない






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2024年6月17日月曜日

バッハは、苦いお薬なのか?


きのうは、フランスではル・マンというところで
24時間自動車レースがありました。
それとは関係ありませんが、
先日、私は12時間、ピアノ試験のジャッジをする
という仕事がありました。
まぁ、休憩はあるのですが。

さて、その中で、
バッハを弾いた生徒さんが多かったです。
バッハ好きの私にとってはうれしいことです。

ただし、
生徒さんを通して、
なんとなく感じられてしまうこともあります。
それは、
バッハを弾けば、体にいいとか、
ピアニストにとって「いい」と思われている感じがする、
ということです。

バッハがいいお薬のように思われている、
という雰囲気です。
ですので、ガンガン弾く人もあれば、
ものすごく速く弾く人も。

もちろん、
ちゃんと、バッハという人間の
「うたごころ」を感じて弾く人もあったのです。
スイング、グルーヴを感じられる演奏も。
まれではありましたが。

いつになっても、
音楽の父バッハは、尊敬されすぎて、
バッハが一人の人間だった、ということが
忘れられてしまっている雰囲気があるように感じます。



* まとめ

若い人たちに、バッハは人気があるのに、
大人になると、バッハはすごく「まじめ」っぽくとられる



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