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2020年8月22日土曜日
フレージングは、どうやるか(山と谷) その2
さて、
きのうは、
フレージングの、出だしと、終わりの話でした。
きょうは、
その中身の、話です。
まったいらに弾いても、
ブレスがきちんとあれば、
もう、かなり、いい線いっています。
ここからは、少し中級の話になります。
私は、
いつも、メロディの中で、
1)押す部分と
2)引く部分
にわけて、考えています。
たとえば、
「きょうは、海に行きました」
というフレーズを言うとします。
その時、ふつうなら、
「うみ」が、押す部分となります。
とくに「う」が強い押し。
「み」は、引きの部分。
これは、
私が、関東出身だからです。
関西でしたら、
「うみ」となって、「み」が強くなるのかもしれません。
また、
きのうも、おとといも行かなかったけど、
きょうは、行った、という事情があるとします。
その場合は、
「きょう」が、押しの部分になったりします。
「うみ」は、もう少し軽い押しになります。
というふうに、
脈絡を考えたり、
作曲家の出身、文化を考えたりしますと、
どこに「押し」があったり、「引き」があるのか、
かわってきます。
まずは、
ふつうに、
「きょうは、うみへいきました」と、
このフレーズを言ってみてください。
どこに、「押し」がありますか?
ピアノで、その部分を、
少し強めに押す。
そのあとは、引く、というやり方です。
この要領で、
音楽のフレージングを、考えると、
やりやすいと思います。
まとめ
* フレーズを、「押し」と「引き」に
わけて、考えてみる。
Chiyo
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