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2020年8月21日金曜日
フレージングは、どうやるか その1
歌を歌うときは、
だいたい、
だれでも、自然にフレージングができるのに、
ピアノで、フレージングというのは、
なかなか、むずかしいと思います。
先生は、すぐ、
「はい、そこ、歌って、歌って」と
おっしゃいますが、
いったい、どうすればいいのでしょう。
自分が、ピアノを弾きながら、歌うのだと
最初は、思っていました。
じっさい、そういうピアニストも、あります。
それがだめなら、
では、
心の中で、思いっきり歌ったらどうか、と
ためしたことは、あります。
まぁ、わるくないですが、
はっきりしません。
もっと、
ばしっと、きまるフレージング方法はないのでしょうか。
私が思うに、
まず、ブレスをきちんとする、は、大前提です。
次に、
フレーズを、自分で歌ってみて、
それを、まねする、ということです。
ふつうのフレーズは、
だいたい、やさしく弱めに入って、
終わりを、やさしく、やはり弱くする。
ドアをしめるときに、
ばたんとしないように、
最後に、そっと気をつける、という感じです。
もちろん、
出だしと、終わりの間には、
山あり、谷あり、で、一概には言えませんが、
それは、あとで細かくみることにして、
まずは、
出だしと、終わりをきちんとすると、
それだけでも、
ぐっと、歌っている感じになります。
特に、終わりを、そっと。
(つづく)
まとめ
* ブレスを、きちんとする
* フレーズの、始めと終わりを気にする
Chiyo
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フランス在住ピアノ教師
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