2021年4月10日土曜日

ピアニストの「見た目」

ピニアニストの「見た目」というのは、大事なのでしょうか。
音だけ良ければいい、という考えもできますが、
見ていて心地いい、ということは、あるかもしれません。

よくわかりませんが、
一つ、
聞こえてくるものと、
見えているものが、多少の一致がある方が、
心にすんなり響くような感じは、あります。

つまり、こういうことです。

例えば、最後の音を弾いて、
ペダルがあるから、もういいや、と、
さっさと気持ちは、立ち上がってしまっている人。
試験、コンクールの時に、よく見られます。

やっと弾き終わった、という、せかせかとした気持ちが、
伝わってきてしまいます。
(試験の時ですと、グッとスコアが下がることがあります)

ピアノを弾いているときは、
いろいろなことが頭の中をよぎります。
ここは、どう、
あ、あの難しいところが来た来た、
ああ、うまくいった、
など。

でも、その一方で、
やはり、音楽に身を任せている自分もあります。
その部分を、ジェスチャーと合わせておくといいのです。

リットするなら、
心も、だんだん緩やかに。
長い音でしたら、
最後の響きが消えるところまで、聞き入る。
などなど、
それを、ちょっと「演技」するみたいに、
動作も、それに合わせておきますと、
自分でも、とても「その気」になります。
そして、
聞いている方々にも、
「その気」が、伝わります。
グッと、曲想が伝わります。

それも、
表現力のひとつ、と言えます。
伝わってこそ、表現できたことになります。



* まとめ

ちょっとだけ「演技」も加えてみる






Chiyo

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