ピアノ椅子の座り方の基本は、1)高さと、2)ピアノからの距離です。
1)肘から手までが、ほぼ水平になっていれば良い。
2)肘が、胴よりちょっと前に。
ちょっと前、というのは、人によって違いますが、
私の場合ですと、15センチくらい。
そして、椅子には半座りにします。
高さについては、
高過ぎの方が、たまにあります。
もう体は大きくなられているのに、椅子は小さい頃の高さのまま。
これでは、腰痛のもとになることがあります。
ここまでが、基本です。
あとは、
ガンガン弾いても、まだまだ弾ける、という気持ちがしたら、
それは、いいサインです。
実際、そんなに長くは弾かないのですが、
6〜8時間くらい弾けそう、という感じがしたら、
とてもグッドです。
あと、
若い人に、たまに見られるのは、
なんとなく、タッチがパソコンを使う時と、
似てきてしまっている姿勢です。
私のような昭和の人は、
生まれた時には、パソコンなどありませんでしたし、
タイプライターだって、
かなり強いタッチでないと、打てなかったのです。
それが、
生まれた時から、パソコンが存在していたような世代の方は、
パソコンのソフトな感覚が、よく身についているようです。
そんな時は、ピアノという楽器は、
まだ、
おばあさんが川に洗濯、
おじいさんが山に芝刈り、という力仕事の時代の楽器、
というのを思い出すと、イメージが湧いてくるかもしれません。
本腰で、ピアノを弾く姿勢になると思います。
いい音が出るようになりますし、
また、ラクに弾けるようにもなります。
正しい座り方には、
もう一つ、ポイントがあります。
それは、また明日。
(続く)
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師
レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
2週間無料、試し。
0 件のコメント:
コメントを投稿