2022年1月28日金曜日

テンポを上げていく方法


 

いったん、譜読みはできあがって、

ゆっくりテンポでなら、弾けるようになりました。


これから、
もっとテンポをあげていきたい、
でも、
速く弾くと、くずれる。
どうしたらいいのでしょう。

ゆっくりめの曲でしたら、
少しずつあげていくと、
いいかもしれません。

アップテンポの曲でも、
少しずつあげていくのは、いいと思います。

ただし、
例外も、あります。
それは、ゆっくり練習のときと、
理想のテンポの時との、手首の動かし方が、
ぜんぜん違っているときです。

たとえば。

アルぺジオを弾く時、
たいていは、手首をゆるめて、動かしながら、
親指をくぐらせる動作をします。
たまに、
手首の動作を使わず、手を、平行に左右に動かした方がいい時もあります。
とても速いテンポの時。

そういう時は、
いくらゆっくり練習をしても、
あまり役に立ちません。
ひとっとびに、テンポを上げてしまった方が、いいです。

練習している手の動作と、
目標としている動作が、ちがうのです。
ちがう動作をいくら練習しても、、、。


まぁ、それは例外的で、おおかたは、
ゆっくり練習、
片手練習、
リズム練習を、よくやって、
徐々にテンポをあげるのが、ふつうです。

脱力して弾いて、
少しずつ、速度をあげれば、着実に、技術もあがりますし、
テンポも、あがります。

まとめ

*ふつうは、ゆっくり練習〜少しずつテンポ上げ
*例外的に、段階をふまず、すぐアップテンポにする


Chiyo

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2022年1月26日水曜日

手放す作業が、ピアノの上達


 ピアノを上手に弾けるようになるために、
一生懸命に、情報を集めます。
知識をさがします。
どんどん知識が増えていきます。
それもいいですが、
また、手放すことも、けっこう楽しいです。

たとえば、
ピアノで表現するときに、
恥を捨てると、本番に強くなります。
あぁ、こんな感じでいいのだ、と
少しは気楽に行けますし、楽しくなります。

それから、
「自分にはできない」という思い込みを捨てると、
楽にできるようになります。
発想を逆転させます。

また、
「私なんか」という劣等感を捨てると、
ぐんぐん推進力が増してきます。
誰だって、どこかに取り柄があるのです。
そして、どんどん練習をしたくなります。

ピアノ講師としては、
私のところにいらっしゃる方に、
私は、そのような「捨てる」作業のお手伝いをしているのだと、
たまに思うことがあります。
それをどう捨てていくかは、
それぞれ、その方によって違いますが、
大体は、そのようにして、上達なさっているなぁと、思います。






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2022年1月25日火曜日

年を重ねて、できるようになったこと


 以前はできたのに、今は、どうのこう、などと、
年を重ねることを、ディミニュエンドのようにお話しする方が多いです。
私も、
見かけの方は、髪の毛に銀の筋が入ってきたり、
他にも、いろいろとあり、
どう見ても、若いとは言えません。
あぁ、年を重ねたな、と思います。
ですので、人生は無常、と哀しく思います。

そう腹をくくって、
考えてみると、一方で、たとえば、

*フランス語が、前よりできるようになった、とか、
*スマホが使いこなせるようになった、とか、
*お料理が、ルーチン化して、楽になってきた、とか、

まぁ、できるようになったことも、あります。

ピアノを練習していて、
いろいろなことがわかってきた、というのは、
昔の練習曲をもう一度弾いてみて、気がついたりします。
あの時は、この程度で、がんばっていたけど、
今は、経験を積んだから、
「あぁ、こういうことなのだ」と、スッキリわかったりもします。

大人になって、
ピアノを始める方とか、
ピアノを再開なさる方は、こういう発見も多いようです。
だんだん、何かができるようになる、というのは、
楽しいです。

楽譜が、どんどん軽やかに見えるようになる。
いろいろな音が聞こえるようになる。
タッチの指回りが良くなる。
などなど、
少しずつの変化は、なかなか気づきませんが、
たまに、ふりかえってみて、
「あ、こんなことができるようになってる!」と、
びっくり感激することもあります。


* 「人生は無常」ということなら、
クレッシェンドも、可能かもしれない







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2022年1月20日木曜日

ネチネチした音


 タッチがすっきりしないで、
ネチネチとした感じのレガートになってしまう場合。

みなさん、指に注目します。
もちろん、指でピアノを弾くのですが、
もう少し視野を広げて、
体全体のバランスをよくするのも、いいことだと思います。

ネチネチするのは、
弾いたあとの、指上げが足りないか、
その上げるタイミングがおそすぎるからです。
指の自由度が足りなくなっている場合も多いです。

重心を、お腹にもどして、
足は、右、左、どこへでも行かれるように、
しっかりすわって、
手足の自由度を、まず上げる。
そして、
手首を解放するのです。
そして、手のアーチをよくして、
指上げのメリハリをよくするのが、いいのです。
試してみてください。


まとめ

*全体の姿勢に注目する
*弾いたあとに、指を上げることを心がける
(ゆっくり、注意して聞く)

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2022年1月18日火曜日

手づくりで、贈り物

ピアノ演奏の本番が控えていると、
何かと、緊張してきます。
まったく緊張しない、というのは、ありえないと思うのですが、
まぁ、程度の問題です。

「ミスしないで弾けるだろうか」
「音は、ちゃんと思うように出せるかしら」
「クレッッシェンド、強弱、できるかしら」
「暗譜は安全かしら」
「成功するかしら」

などと、
そんなことが気になってしまいます。
一方、
聞いている人にとっては、
たとえミスがあっても、
次の日になってしまえば、すっかり忘れてしまうようなことです。
自分のミスは気になりますが、
他人のミスは、あまり気にならないことが多い。

それより、
ミスがあったり、素人っぽかったりしても、
「あぁ、心に響いた」とか、
「元気をもらった」とか、
「感動した」
という演奏もあります。
ずっと、忘れられない演奏。

実は、
素人っぽい、というのは、
けっこう人の心を打ちます。
一心に、何かを伝えようとしているのが、
聞く人の心に響くのかもしれません。

ですが、
たいていの方は、
「かっこいい演奏」をしたがります。
私の考えでは、それが緊張の元になっているようです。
それより、
ギッチョでもいいですから、
手づくりで心を込めて奏でるほうが、
自分自身が心地よいですし、
聴く方にとっても、素敵な時間になると思います。



* まとめ

もしや、
「かっこいい演奏」を目指して、緊張していませんか?






 


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2022年1月14日金曜日

レガート奏法に、成功


 ピアノ技術の中でも、レガート奏法というのは、
一番、独特です。

どんな楽器でも、だいたい、普通にメロディを奏でていれば、
レガートになってしまうのに、
ピアノだけは、そうもいかないのです。

ちょっとタイプライターっぽい、と言いますか、
パーカッション的になる、と言いますか。
そこで、
意識的に、音と音をつなげなることをします。

これは、
初歩の段階で、身につけておくといいのです。
それを身につけるには、
まさに、反対のことに目をつけます。
まず、シンプルな曲でも、
「ブレスをとる」ことに気をつけていると、
わかりやすいと思います。

そのあとで、
レベルを上げていくうちに、
レガートの質も、深められるようになってきます。
それが、演奏の音楽性をアップすることにつながります。



 * まとめ

メロディを弾くとき、ブレスをきちんととる習慣
 



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2022年1月13日木曜日

右手と左手が、離れたり飛ぶ時


 ピアノを弾いていて、
右手と左手が、離れる時に、ほんのちょっと難しくなるように思います。
ということを知っておくと、
少し、改善されることがあるので、お試しください。

もし、
たとえば、何かが故障して、
一体、何が起こったのだろう、とその物体を見る時、
両手でその物体を、顔に近づけます。
そして、ジロジロと見ます。

老眼の始まっている人は、ちょっと遠ざけたりしますが、
それでも、
わざわざ、右手と左手を離して、
その物体を注目することは、あまりしないわけです。

それと同じで、
ピアノのパッセージで、ちょっと弾きにくいところは、
両手を近づけて、
目も近づけて、弾きたいのですが、
そうもいかない。

ということを、知っているだけで、
状況が改善することがあります。
そして、自然と、姿勢は、ピアノといい距離になります。
右手も、左手も、見渡せるような、
背骨の伸びた、いい姿勢にもなりますから、
一石二鳥で、
うまくいくことが多いです。



* まとめ

ややこしいパッセージは、
体を近づけたくなるが、それは逆効果




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2022年1月12日水曜日

生徒さんの、本当の実力


 きのうは、しんみり感動しました。
そして、同時に「!」と、驚き、
おやおや、と、ちょっぴり複雑な気持ちも、
ありました。
(でも、これは喜ばしいことなのです!)

何が起こったかと言いますと。

ここ、しばらくレッスンに来られなかった、大人の方がありました。
2ヶ月ほど、です。
悩み事があって、来られなかったのです。
おじいさんが入院されて、とても心配してらっしゃいました。

その方が、
きのう、ご自分で仕上げられたドビュッシーの曲を、
録音で送ってくださいました。
パソコンで聞いてみますと
それは、それは、美しく、
最初は、プロの演奏かと思ってしまいました。

よく聞けば、ミスリーディングがあったり、
テンポが動いたりしましたので、
やはり、あの彼女だ、ということが、
判明しましたが、

それにしても、感動します。
ものすごく素敵で、
フレージングは、心がこもっていて、
とにかく素晴らしい。
心が動く、というのは、このことです。
こういう演奏ができたら、もう、言うことありません。

それを聞いて、
私は、すごい!と、誇りに思いましたし、

同時に、
「まぁ、レッスンを受けなくても、
ここまでできるのですね!」とか、
さらには、
「レッスンがないほうが、上達されるのかしら」
などと、
教師としての反省も、始まります。

私の気持ちは、ちょっと複雑になってしまいます。
さて、
このような気持ちは、さておいて、
この方が、どのような状況で、弾かれたか、ということを知ると、
納得がいくように思います。

コロナの関係で、
病院にも、あまり付き添いができなかったのかもしれません。
そんな中、おじいちゃんのために、と
一生懸命、練習されたのだそうです。
そして、この録音は、
お葬儀の時に、流したのだそうです。

あぁ、なるほど、この演奏には、
おじいちゃんへの愛が、いっぱいつまってるのだな、と思いました。

おじいちゃんへのやさしさ、
切なさが伝わってきます。
心を込めて、弾いてらっしゃいます。

あぁ、
いざとなれば、ここまで、できるのだな、と
あらためて、
人間の可能性は、すごい、と感じました。






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2022年1月11日火曜日

趣味ピアノのレパートリー (その8)


 この曲は、中級〜上級レベルの、短い曲です。
まるで、宝石のように美しい曲なのですが、
あまり知られていないように感じています。

リスト作曲 「即興曲(もしくはノクターン)」

実は、この曲は、
私がリスト国際コンクールを受けた年に、
一次試験の中に、課題曲として提案されていました。


ですが、その時代には、インターネットなどありません。
ですので、
はるばるハンガリーから、楽譜を取り寄せたり、
世界中の知り合いに、郵便で頼んだりして、
楽譜を手に入れる、という状況でした。
そして、この「即興曲」は、ゲットできませんでした。

ですので、
私は、この曲がどんな曲かも知らずに、
仕方なく、楽譜を手に入れることができた、
もう一方の提案曲を、弾きました。

そして、コンクール当日、
こちらの曲を弾いている人を聞いて、ほれぼれとしてしまいます。
なんて美しい曲!
そして、コピーをいただいて帰ってきました。

それが、
今では、IMSLP というバーチャル図書館から、
一瞬にして、手に入れることができるのです!

興味ある方は、お試しください。









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2022年1月10日月曜日

本番を、むかえる時に


 今、音楽院では、コンサート、フェスティバルなどは、
ちょっと控えめになっています。
とはいうものの、ミニコンサートに出る生徒さんもあります。

さて、
そんな時に、みなさんよく練習をなさるのですが、
ちょっとした注意点があります。

幼い生徒さんには、あまりお話ししませんが、
ある程度の年になると、説明を追加します。
それは、
ただ単に、でき上がった曲を繰り返し弾いていても、
準備にはならない、ということです。

やみくもに、繰り返し弾いては、
「あー、大丈夫」と、点検していることが多いです。
それを繰り返していると、
自動操縦になります。
それはありがたいことなのですが、
欠点もあります。

それを避けるには、
いろいろなやり方、つまり、

* テンポを変えて、とか、
* 片手ずつ、とか、
* 違うシチュエーションで弾いてみる、
* 場所を変えて、人に聞いてもらう、とか、

などを、
やってゆくほかありません。

これは、ケースバイケースですので、
いちいち工夫しなくてはなりませんが、
要は、「気持ち」は、新鮮に保つ、ということです。

それができると、
かなり頑丈になります。
しっかりとしたデキとなるでしょう。

* まとめ 

本番をむかえる時は、形を変えて準備









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2022年1月6日木曜日

ノリを良くする


リズム感が出ていて、
聞いているだけで、踊りたくなるようなピアノ演奏にするには、
どうしたらいいか。

まず、
弾く人が、そのリズム感を、いいなぁ〜と感じていることが、
大前提になります。

それでも、
あとで録音を聞いても、うまくいってない、と感じる時。
ひとつ、注目してみるといいことがあります。
腕や、手首の動きです。

それをもう少し自由にして、
例えばワルツなら、ズンチャッチャを、
思いっきり弾いてみるといいです。
はねるところは、思いっきり跳ねる。
軽い時は、つま先で踊るように。

ですが、
たまに、ミスタッチをおそれて、
最小の動きしかしない腕も、あります。
動きを節約をする、というのは、いいことなのですが、
まずは、
ちょっと大げさに動いてみて、
音を外しながら、リズム感を優先する、という
練習の仕方もあります。



* まとめ

ぼろぼろと音をはずしながらも、リズムの躍動感を出す練習




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2022年1月3日月曜日

たくさん、上達する!


 新しい年が、やってきました。
して、
みなさんは、「お弾きぞめ」をなさるのでしょうか?

私は、お弾きぞめに、
リスト編曲のバッハの曲を、弾きました。
バッハならば、ピアニストにとっては、
すでに、たくさんの曲がありますから、
何も、わざわざ、編曲を弾くこともないのです。

それに、
元のオルガン曲、バイオリン曲より、
ずっとむずかしく、ややこしくなっていますから、
ちょっとやそっとでは、楽しめません。
本腰を入れても、まだ、フーフー言いそうになります。

ですが、
今年は、年の初めに、
とってもステキで、手ごろなのを、
YouTube 先生が教えてくれましたのです。
ですから、
さっそく楽譜を取り入れて、試してみました。
(Bach/Liszt  bwv 542)

ダウンロードで、こんな稀な楽譜が、
瞬で手に入るなんて、すごいことだと感激してしまいます!


そして、
「お聞きぞめ」には、
師匠のリサイタルを、動画で聴きました。
これまた、
YouTube で、聴けてしまいます。
コロナのせい、と言いますか、おかげ、と言ったらいいのか、
よくわかりませんが、
そういうことが、できるようになっています。

師匠も、お年になって、
なんとなく、落ち着いた感じがしました。
聴けて、うれしかったです。

早く、実物にお会いして、
実際の音を、聞けるようになりますように。
その間、
コツコツと、いろんな練習ができますように。

そんなわけですので、
去年、ピアノを始められた方、
去年、ピアノを再開なされた方、
ずっと、ピアノを弾き続けられている方、
ちょっと、一服なさっている方、
どの方も、たくさん上達なさると思います。
どうぞ、
引き続き、エンジョイなさってください!


みなさんにとって、いい年になりますように。
そして、
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。









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2021年12月31日金曜日

涙を流して、スッキリ!


 みなさん、どのような一年をすごされたのでしょうか。
年の暮れには、
私は、静かに、ちょっと日本式に、
軽くお掃除をすることにします。
そして、
悲しみとか、後悔は、持ち越さない!

ですので、
きょうは、残った涙を流して、スッキリする曲を、
ご紹介します。


ただ聞くのもよし、
ご自分で弾かれるのもよし、
歌われるのもよし!


ピアノで弾くことは、あまりないかもしれませんが、
やってみれば、なかなか、よくひびく曲です。
「流れよ、わが涙」という古い曲です。


もとは、
リュート曲(ギターのような楽器)です。そして、
リュートの楽譜は、ギターのように、どこに指をおくか、という図が、
楽譜になっています。
(それに比べて、ピアノは、どの音を弾くか、という楽譜です)

ここに、ピアニストでもわかる楽譜をつけておきますので、
どうぞ、お試しになってください。
(レベルは、バッハプレインベンションくらい)


私は、かつて、クラヴィコードという、ピアノの祖先のような楽器で、
弾かせてもらったことがあります。
とてもとても小さな音量なのですが、
繊細な表現のできる不思議な楽器です。


ここに、ある日本人の方の素晴らしい演奏がありますので、
どうぞ、ディスカバーなさってください。






あと、とてもステキな歌の演奏がありましたので、それも。






それから、最後に、
スティングという歌手が歌っていますので、ここに貼り付けておきます。
これまた、独特の、ステキな声です。










1600年ごろ。リュート歌曲。
とても有名な作品で、いろいろな作曲家が、編曲をしています。

楽譜は、こちらから。
プリントしてお使いください。




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2021年12月30日木曜日

クラシック音楽は、まじめなのか


ヨーロッパでも、日本でも、
 クラシック音楽は、高尚な音楽、と考えている人に出会います。
その逆に、もっとラフな感じに、とらえておられる方にも出会います。


クラシック音楽会に行くときは、
ドレスアップしていきますが、
ロックコンサートだと、また違う装いにします。

などと、
いろいろな外側のことに気を取られて、
肝心の、音楽自体のことを、忘れることもあります。
クラシック的な表現のし方、というのはありますし、
ロマン派、バロック、とそれぞれ、また違います。
クラシック音楽から突然話が飛んで、すみませんが、
ヒップホップだって、いろいろな派があって、
それぞれ、また表現方法が、違います。

いずれにしても、私が思うのは、
肝心なのは、皆、人間が、表現していることで、
その言葉、言葉遣いが違っても、
底に流れている、気分、気持ち、というのに、
それほどの違いはない、ということです。

どの程度の深さで、話をしているのか、
なんの話をしているのか、
いったい、ここは、悲しいのか、それとも、
悲しいふりをしているのか、
そっちの方が、表現者にとっては、大事になります。

そのために、
その「言葉」を、習う必要がある、ということになります。
言葉だけを習って、
それで楽しむこともできますが、
あ、ここでは、こういうことを感じて、これこれを言いたかったのかもしれない、と
探偵のような作業をしていくのは、
何十倍も楽しくなるかもしれません。

まじめなことなんて、
一つもなくて、
同じ人間なんだなぁとか、
ちっともわからないなぁとか、
感想は出てきます。

ものすごく昔の、
ものすごく遠い、知らない地の、
作曲家と、心が通じたような、
そんな気分にもなります。













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2021年12月28日火曜日

クリスマス曲を、弾くか弾かないか

今年も、クリスマスはすぎました。
ここフランスでは、飾りつけは、しばらくそのままにしておきます。
お正月も、クリスマスの飾りつけで、ゴー!となります。

ところで、
毎年、音楽院のピアノのクラスでは、
「クリスマスソングを弾きたい」というリクエストが出ます。
生徒さんが、リクエストしてくるときもありますし、
お母さんから、頼まれることもあります。

ですから、
私も、クリスマスソングの、色々なレベルの楽譜を、
備えてあります。
連弾の曲もあります。
私も、昔の、昭和時代、クリスマスを祝ってもらって、
楽しかった、という思い出がありますから、
「きよしこのよる」などを、連弾で弾くときは、
楽しくてしかたありません。

ただし、
最近では、フランスにも、
色々な国の出身の方が増えてきています。
ですので、
カルチャーも、さまざま、色とりどりです。

ノエル(クリスマス)を、祝わない人、
ムスリムだから、祝わないけど、
ツリーやプレゼントは、執行する人、
クリスチャンだけど、
ギリシャ正教だから、日付は、もっと後に祝う人、
クリスチャンだけど、
ノエルは、祝わない人、
と、こちらはなんだか、わからなくなってきます。
ちなみに、
私は、クリスチャンではありませんが、
ツリーや、プレゼントや、ごちそうを、執行します。

ですので、このごろでは、
「あなたのお家では、ノエル(クリスマス)を祝いますか」と、
質問をしてから、
ソングを提案することになります。

ちなみに、
もみの木を飾って、冬至にお祝いをする習慣は、
キリストが生まれるよりずっと昔から、
あったと、言われています。

そういえば、
日本でも、お正月には、松の木を飾ります。
なんとなく、もみの木を見ていると、
いい香りがして、
松門を見ているのと、
同じような気持ちがします。

日本のお正月が、なつかしいです。




 


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2021年12月27日月曜日

脱力は、できるのか



 

 ピアノを弾くときの脱力について、気になさる方があります。
だいたい、「脱力」と考えたら、
トタンに、どこかに力が入ってしまうのが、ふつうです。
ですから、考えないほうがいいのですが、
どうしても気になってしまうとき。

だいたい、どうして力が入ってしまうのかといいますと、
もちろん、
まだ、テクニックが、うまくこなれていない、ということもありますが、
大半は、
「ミスタッチをしたくない」ということからきているように、
思います。

めちゃくちゃになってしまう、という最悪の事態を避けようとして、
筋肉が緊張してしまうようです。

私は、新しい曲を習う時は、
間違えたり、変になったりするのが当たり前、という気持ちでいます。
まるで、
赤ちゃんが、ハイハイから、歩き出そうとするときのようです。

まずは、一歩から。
次に、2歩、3歩。
そして、何度もころんで、痛くて、泣きます。
痛くて惨めだから、ころばないように、なんて、できません。
まずは、ころんで、起き上がって、を繰り返します。

そのうち、筋肉もついてくるのでしょうし、
大人が、どうやって、あんな風にスイスイ歩けるのか、
不思議に思えますが、
大丈夫、
だんだん、歩けるようになってきます。

まずは、たくさんころんで、
たくさんあざを作るのが、正解のようです。





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2021年12月24日金曜日

熱っちっち スタッカート


 一概にスタッカートといっても、いろいろな種類があります。
中くらいのテンポならば、普通にスタッカートできます。
それが、テンポの速い曲で、
細かい音符を切って弾きたいとき、
普通のスタッカートのやり方では、追いつきません。
そして、重くなります。

そういう時には、
手はあまり振り上げないで、
指でスタッカート。

「キーが熱いから、あっちっち、となってしまうような感じ」、という先生もあれば、
「もっと意地悪そうに、ひっかくといい」と表現する先生もあります。

強くはじくように、ひっかく、というのは、
これまた、使い道の多い弾き方です。
これを連続して、フォルテで弾く、というのも、
練習曲には多いですし、
この先、覚えておくと、表現の幅が広くなると思います。



* まとめ

スタッカートには、大きく分けて2つ。

1)腕のスタッカート。
2)指のスタッカート。


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