私が小さいころ、
なにが恥ずかしかったかって、ピアノの発表会で、うまく弾けなかった時です。
8才くらいのときです。
ちゃんと弾けていたはずの曲なのですが、
突然、頭がまっ白になって、
にっちもさっちも行かなくなりました。
止まってしまいました。
足は、ふるえだし、
焦りました。
しばらくして、また続きが弾けたのですが、
その、いやな気持ちといったら、
そのあとも、
長いことひきずっていました。
ほんの一瞬のことだったのですが。
その後、
私も大きくなって、
そういうことに対策できるようになりました。
そして、
今なら、
まちがえたり、
つっかえたりすることは、恥ずかしいことではない、と
思います。
でも、他人がなんと言っても、
本人は、恥ずかしいのです。
そのことも、わかるような気がします。
恥ずかしがっている人に、
「恥ずかしがらないで」と言うのは、
あまり役に立たない、とも思います。
最近では、
ヒップホップの集まりで、
みんなの前で踊るのが、
毎回、恥ずかしいかったです。
でも、
しばらくやっているうちに、
慣れてしまいました。
その時に、
ずいぶん参考になったことがあります。
あした、そのことを書きます。