2022年5月26日木曜日

どの楽譜が、自分に合っているか


 

インターネットができてからは、

楽譜が、とても手にはいりやすくなりました。
それは、とてもよろこばしいことです。

同時に、
いろいろな種類の楽譜が手にはいるので、
どれを選んでいいのか、困ることもあります。

無料の楽譜図書館(IMSLP)、
楽譜制作ソフトで作った、手作りっぽい楽譜、
機械が作ったらしい、楽譜、
有料の楽譜、

などなど、いろいろ手に入れることができますが。

クラシック音楽の楽譜の場合、
原典版を使うのが、一番てっとり早いと、思います。
理由は、
作曲者の意図を、そのまま楽譜に読みとれるからです。
ムダな、回り道をしなくてすみます。

ただし、
作曲者によっては、
指使いが書かれていなかったり、
初心者には、不親切だったりもします。

でも、
教師の私としては、
親切なペダル記号や、エディターの好みの強弱記号は、
親切が過ぎて、「おせっかい」の部類に入ります。
作曲者の意図を、まず、知りたいのに。

そこが、微妙なところです。

ですから、
「この記号は、作曲家の書いたものか?」と、
いつも、問い続ける、ということは、しておくといいと思います。


興味があれば、
IMSLPに行って、他の版と比べるのもいいです。

まぁ、そういうのが、
音楽学の研究者の姿勢なのですが、
そこまでしなくても、
いちおう、
いろんな人が、「親切に」、いろいろ記入してくれていた、
という可能性を、覚えておくといいと思います。

まとめ 

* 「この楽譜は、作曲者の意図そのものか、
それとも、どなたかの好みも入っているか?」と自問する習慣






Chiyo








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