2022年5月30日月曜日

耳を育てておく(調律について)


昨日、調律について記事を書きましたところ、
いくつか質問がありました。
お困りの方もあるようです。

 調律師の方に来てもらったはいいけれども、
その調律が、自分の気にいるかどうか、判断がつかない時。
どうするか。

これでは、
目をつぶって絵を描いているようなものです。
耳をふさいでピアノを弾いているようなものです。

ですので、少しずつ、
耳を育てておけたらいいと思います。
これは、耳を貸しさえすれば、どんな方にも、
できるようになることです。
少しずつでいいですので。
そして、そのことが、
ピアノ上達にもつながってくると思います。


まず、第一段階で、普段からしておくことは。



* ピアノの一音を叩いてみて、その響きを聞く
スカーッと爽やかな音になっていますか?

たいていは、メビウスの輪のような(?)、
うぃ〜んというような、うねりが聞こえてきます。
その
「うぃ〜ん」は、長いですか、短いですか?


* 1オクターブを弾いてみて、その響きを聞く
これも、うねりますか?
それとも、スカッとしていますか。

「うぃ〜ん」は、どんな感じに?



まずは、この2つを聞くことを習慣になさったらいいと思います。

ピアノ全部の音を聞くのは大変ですので、
そうですね、いつも右手で弾いているような場所を、
いくつか、試されたらいいと思います。

これをやっていると、
ピアノの音の聞こえ方も、また違ってくると思います。
ピアノの演奏にも、
また深みが出てくるのではないかと思います。


* まとめ

ピアノの響きを、最後まで聞く習慣






Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

0 件のコメント: