2021年12月27日月曜日

脱力は、できるのか



 

 ピアノを弾くときの脱力について、気になさる方があります。
だいたい、「脱力」と考えたら、
トタンに、どこかに力が入ってしまうのが、ふつうです。
ですから、考えないほうがいいのですが、
どうしても気になってしまうとき。

だいたい、どうして力が入ってしまうのかといいますと、
もちろん、
まだ、テクニックが、うまくこなれていない、ということもありますが、
大半は、
「ミスタッチをしたくない」ということからきているように、
思います。

めちゃくちゃになってしまう、という最悪の事態を避けようとして、
筋肉が緊張してしまうようです。

私は、新しい曲を習う時は、
間違えたり、変になったりするのが当たり前、という気持ちでいます。
まるで、
赤ちゃんが、ハイハイから、歩き出そうとするときのようです。

まずは、一歩から。
次に、2歩、3歩。
そして、何度もころんで、痛くて、泣きます。
痛くて惨めだから、ころばないように、なんて、できません。
まずは、ころんで、起き上がって、を繰り返します。

そのうち、筋肉もついてくるのでしょうし、
大人が、どうやって、あんな風にスイスイ歩けるのか、
不思議に思えますが、
大丈夫、
だんだん、歩けるようになってきます。

まずは、たくさんころんで、
たくさんあざを作るのが、正解のようです。





Chiyo

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