ピアノを弾くときの脱力について、気になさる方があります。
だいたい、「脱力」と考えたら、
トタンに、どこかに力が入ってしまうのが、ふつうです。
ですから、考えないほうがいいのですが、
どうしても気になってしまうとき。
だいたい、どうして力が入ってしまうのかといいますと、
もちろん、
まだ、テクニックが、うまくこなれていない、ということもありますが、
大半は、
「ミスタッチをしたくない」ということからきているように、
思います。
めちゃくちゃになってしまう、という最悪の事態を避けようとして、
筋肉が緊張してしまうようです。
私は、新しい曲を習う時は、
間違えたり、変になったりするのが当たり前、という気持ちでいます。
まるで、
赤ちゃんが、ハイハイから、歩き出そうとするときのようです。
まずは、一歩から。
次に、2歩、3歩。
そして、何度もころんで、痛くて、泣きます。
痛くて惨めだから、ころばないように、なんて、できません。
まずは、ころんで、起き上がって、を繰り返します。
そのうち、筋肉もついてくるのでしょうし、
大人が、どうやって、あんな風にスイスイ歩けるのか、
不思議に思えますが、
大丈夫、
だんだん、歩けるようになってきます。
まずは、たくさんころんで、
たくさんあざを作るのが、正解のようです。
Chiyo
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