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2022年5月12日木曜日

ピアニストの脳は、いつまでも若い



音楽家のあいだでは、ピアニストというと、

いろいろ、評判があります。

ソロ楽器では、一番完成した形なので、
「個人主義」などとも言われています。
これはもう、ひがまれているとしか思えません。
そういえば、ピアノは、
音楽院では、いまだに、一番人気のある楽器ですから、
ほかの楽器の人に、ひがまれるのも、
わかります!

ちなみに、一番評判いいのは、
ビオラの人だと思います。
親切な人が多いということです。
(でも、私は、そうでないビオラ奏者も知っていますが)

ところで、
ピアニストの脳みそを調べた方があります。

今、その本が手元に見つからないのですが、
ピアノが上手な、脳医学者の方です。
その方によりますと、
右手と左手で、いつも違うことをしている、
ピアニストの脳というのは、ちょっと特殊なのだそうです。

それが、
老いる時に、とても有利だということです。
「認知」にならない、そうです。

それどころか、ピアニストの脳をめざして、
予防のために、
老人ホームでは、両手じゃんけんぽんなど、
両手で違うことを同時にする体操を、
取り入れているそうです。

ですから、
ピアニストの皆さん、
だれが、なんと言おうと、
このことだけは、覚えておいてください。

私たちは、
いつまでも、若い脳みそでいます!

 
Chiyo





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2022年3月1日火曜日

調律で、楽器の価値を上げる


きのうは、我が家のピアノが調律されました。
また、スッキリ、さわやかな響きになりました。

今はそれほどではありませんが、
ガンガン長時間弾いていた時は、すぐに調律が狂ってしまいました。
できれば、1週間にいっぺん、
できたら3日おきくらいに調律をお願いしたくなります。
そんな贅沢はできませんでしたが。
ですので、
調律師と結婚していればよかった、と、
思ったこともあります。

レコーディングの時には、
調律師がそばについていて、すぐに手入れができるように
なっています。

また、
予算のたっぷりある音楽大学、コンセルバトワールですと、
1週間に一回くらいは、調律を受けているということです。

私の勤めている音楽院は、小規模ですので、
まぁ、年に3〜4回、
私が必要と思われる時に、お願いします。

普通の家庭では、
一年に一回くらいでいいと思います。
もちろん、弾くレパートリーにもよります。
ガンガン弾く方は、もう少し必要になるでしょうか。

私は、小さい時は、
「狂ってきた」という感覚がわかりませんでした。
でも、
調律が終わってみると、
「あぁ、素敵な楽器!」と、思いました。
改めて美しい音を、味わっていたのを覚えています。

もう終わりましたが、コロナのために、
ここ音楽院では、しばらくオンラインレッスンを
しました。
生徒の皆さんのピアノも見られることになりました。
中には、調律をすぐにお勧めするような状態の
ピアノもありました。

そんな時に思いますが、
生徒さんが気がつかなくても、
よく調律された楽器で弾くと、
響きがいいですから、魅力も高まると思います。
その結果、
知らず知らずのうちに、モチベーションが上がるのではないか、と、
感じています。







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2022年2月24日木曜日

ピアノに合っていない体質


 私の勤めている音楽院では、
いろいろな国の出身の生徒さんがいます。
40年前、勤め始めた時は、
フランス人ばかりだったのですが、
今では、他の地から移り住んできた人が、
7割以上になっています。

(私も、よその地から来た、その一人です)

さて、
ヨーロッパ、
アメリカ大陸、
アジア大陸、
アフリカ大陸から来た人々を生徒さんに持って、
思うことがあります。

それぞれ、体つき、手の作りが、ちょっとずつ違いますから、
当然、ピアノに合ってるかどうか、というのも、
出てきます。
大ざっぱに言ってしまうと、
ピアノにあまり適していない体つき、というのもあります。
気の毒ですが、
人一倍か、もしくは2倍3倍の努力が必要になってくる。

その点、
アジア大陸出身の人は、
この楽器に、合っているように思えます。
いともすんなり、こなします。

もっとも、
楽器を奏でるには、
ただ体が動けばいいということでなく、
奏でる内容を、どう感じて、
どう表現するか、が、とても大事だと思いますが、

それにしても、
こうも体の使い方に差があるとは、と、
びっくりすることも多いです。

この観点から言いますと、
これを読んでらっしゃる日本の方は、
とても得をしていると思います。









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2022年2月9日水曜日

スローモーションで、練習すると


 今、北京のオリンピックを観られます。
私は、スノーボード競技を観るのが好きです。
ビッグエアという種目は、
ジャンプ台を使って、ものすごいワザを
たくさん見せてくれます。

ジャンプしたあと、高いところから、
空中回転をいくつもして、
降りてきます。そして着地。

ものすごいスピードの中、肉眼で見ていても、
私には、なかなか追いつけません。
あとで、スローモーションで見てみると、
その美しさは、もう、とても人間がやってるものとは、
思えません。

すごい!の一言しか出てきません。
もう、美しすぎて、涙が出そうになります。

さて、
スノーボードのワザでも、
体操選手のワザでもそうですが、これを、
どうやって練習しているのか。

話に聞けば、
動き出す前に、頭の中で、何度もなんども、
イメージを繰り返すのだそうです。
頭の中で、スローモーションで、練習。
ビデオを、頭の中に、映し出す。

そして、実際にプレイする時は、
いちいち、あれ、こう、という暇はないですから、
もう、ただ、やるしかない、という感じだそうです。
考えてはいけない。

その点、
ピアノは、スローモーションで、練習ができます。
だから、ラク、とも言えます。
スローで練習できない楽器もあるのです。
バイオリンは、ある程度の速さがないと、音が出ませんし、
息の必要な楽器や歌は、ゆっくりやると、
息が切れてしまいます。

スローモーションでピアノ練習、というのは、
およそ、
若い子供さんたちの、苦手とするところです。
ですので、スローモーションで、
頭の中で、練習するのもいいかもしれません。

いずれにしても、
スローで練習すればするほど、
細かいところが、うまくいくようになります。
いずれ、
弾いている時にも、
速い部分なのに、
スローでやっているような感覚になったりもします。
そこまできたら、もう、悟りの境地みたいなもので、
マスターになった、とも言えましょう。
(これは、まれです)



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2021年12月7日火曜日

モチベーション問題の、ひとつ


 みなさんのお宅では、どうだかわかりませんが、
私のピアノは、ただ今、
ずるずると、調律がくずれているところです。

季節のせいか、湿度のせいか、
なんだか、この数日で、かなり動いています。
お天気がいいかと思うと、
とつぜん、ヒョウが降ったり、
雨風が強くなったり、と不安定なのです。
さっそく、
調律師の方に、ランデブーをお願いするか、
それとも、しばらくお天気が安定するのを待つか、
悩ましいところです。

およそ、
ピアノ調律は、定期的にお願いするのが、
一番、節約になります。
くずれすぎた後に、調律をしても、
一回では済まないことが多く、すぐにその後来てもらわなくてはなりません。
そのあと、また、落ち着くまでに、
数回来てもらわなくてはなりませんから、
相当、時間がかかります。

その点、私たちの体と似ていて、
調子がいいのを保つ、が、一番いいのかもしれません。

今、調律がくずれた私のピアノは、
そうは、支障はないですが、ひとつ、感じることがあります。

なんとなく、着心地のわるい洋服のような、
しけったクッキーのような、
いまいち、という感じです。

これですと、せっかくの、シューマンさんが、
せっかくのドビュシー先生が、
安っぽく聞こえてくるような感じが、少し、します。
これは、
あまり気がつかなくても、
どんな方でも、心の底では感じていらっしゃると、
私は、思っています。

ですので、
子どもさんの、モチベーションの問題では、
ピアノを、良い状態にしておく、というのが、
とても大事に思われます。

調律が終わって、
その、洗い立てのような、爽やかな音色が響くと、
「うわ〜っ」と、目が輝きます。
それは、とってもステキな、モチベーションになると思います。


* まとめ

よく調律された楽器は、魅力的。
なぜか、弾きたくなってしまう。








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2021年10月28日木曜日

女性ピアニストであること


 先日、ツイッターで、おもしろい記事を読みました。
作曲家の身長が、出ていました。
それによりますと、ラフマニノフは、とても大きくて、
プロコフィエフ、リストが、それに続いています。
あぁ、なるほど、と思います。
ラフマニノフの曲は、やっぱり大きな手の方がラク、と
思ったことは、何度もありますから、
納得してしまいます。

ちょっと意外だったのは、
ベートーベンです。157.5センチ、と小柄だったようです。
あの壮大な音楽は、そんな小さな体からわき出ていたのですね、と、
感慨深く思ってしまいました。

それに、
ベートーベンの曲には、いつも、技術的に泣かされています。
10度のトレモロがあったり、
アルベルティバスが長く続いたり。
ですので、
もう少し、大きな手だったら、と、よく思います。
それは、どういうことか、というと、
その時代のピアノが、ちょっと小ぶりだったから、ということで、
説明がつきます。
何も、ベートーベンさんが大きな手を持っていたということでは
なさそうです。

きのう、指遣いのことを書きました。
その続きを言えば、
指番号をつける人のほとんどが、
男性のようです。(監修者)
そのために、女性である私には、合わない、と思うことは、
よくあります。

女性の手は、どうしても小ぶりのようです。
例外はもちろんありますが、
概して、そうです。
それでも、こうやって、柔軟性を使って、
しなやかに、
音色をたくみに工夫したりして、
ピアノという楽器を、
使いこなしていると思います。



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2021年10月8日金曜日

手の形


 ピアノを弾くときの、手の形は、
みかんをつかんでいるように、
もしくは、
テニスボールをつかんでいるようになどと、説明したりします。
皆さんは、どのように習いましたか?

フランスでは、
教会の丸天井のように、などと言います。

また、一昔前のフランスの人から、
「鐘の形に」と言われたこともあります。
?と思いましたが、
その説明は、こうです。

手をすぼめて、鐘のような感じにします。
それを少し開いて、キーの上に置く。

いずれにしても、
教会の丸天井とか、
「鐘」などと、
教会が、よく出てきてしまいます。


さて、
そうやって、手の形を作りますが、
実際に弾いているときは、
そんなに固定的ではありません。
ご存知のように、タッチの瞬間に、
指が、そういう形になっているのが、理想です。

私は、
傘を開いたときのように、とか、
太鼓橋のように(アーチ橋)、とイメージします。
それは、強力で、
大きな重さに、よく耐えます。
いいフォルテが、出ますし、
弱い音のコントロールも、よくできます。













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2021年10月1日金曜日

大人ピアノ初心者 *収穫どき*


 大人ピアノで、どのくらいたったら、
気のきいた小曲が、弾けるようになるのか、と言いますと。

もちろん、
人それぞれですが、
平均的には、始めてから半年〜一年足らず、で、
ちょっとした曲が弾けるようになります。

たとえば、
クリスマスには、「ジングルベル」を弾けるようになります。

はじめは、
ドレドレド、とずいぶんシンプルなものから始まりますが、
だんだん、音を加えていって、
右手でメロディ、
左手で伴奏、というような曲を、楽しめるようになります。

拝見していますと、
半年、というところが、ちょとした山のようです。
富士山だと9合目?
あきあきしてくるかもしれませんが、
そこで、ヘナっては、残念です。
あともう一息で、
ずいぶん、ちがった展望が見えてくるはずですから。

そこを、なんとかやりすごせれば、
もう、こちらのものです。
それに、こんなにやってきたんだ、という
上達する楽しみ、というのも、実感できるのが、
そのころです。

あとは、加速がついて、進んでいきます。
ストピをトライしたりして、
ますます、可能性が広がっていくでしょう。







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2021年9月30日木曜日

大人ピアノ初心者 *練習時間*


 ピアノ練習は、初心者の方でしたら、はじめのうちは、
毎日とか、一日おき、などがよろしいです。
そんなに長く弾くことはありません。
10分〜15分くらいでいいです。
ピアノに、毎日、
「ハロー!きょうは、ごきげんいかが?」と、
声をかけるような気持ちで、
さわられたらいいと思います。

なでているうちに、出来上がります。

一週間に一度だけ、何時間も練習するより、
少しずつ、ひんぱんに、というのが効果が上がります。

また、ピアノがなくても、
通勤の時間や、
余った時間で、テーブルや、ひざの上で、楽譜を見ながら、
手を動かしてみるのも、いいことです。

すると、
慣れてきます。
だんだん、神経がつながりあって、
目から指、
指から耳、と神経のルートが出来上がるはずです。

また、
もし、練習できない日があっても、
あまり、がっかりなさらないで。
大人ピアノは、できない日があるのが当たり前です。
反省はしないで、
また、次の日に、ちょっと、楽譜をひらけば良いと思います。

そのうち、
だんだんレベルも上がってきて、
はじめは、ドレドレドと、シンプルだったのが、
だんだん、ちょっとした小曲になってきます。
そうなったら、もう、「練習時間」ではなく、
「趣味の癒しタイム」とか、
「自分だけの時間」となって、
思ってもみなかった、
楽しみのひと時になって、輝いてくると思います。






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2021年9月29日水曜日

大人ピアノ初心者 *譜読み*


 楽譜の読み方は、学校で習った通りです、といっても、
やはり、不安になります。
あれは、外国語を習うようなもの、という気がしてしまいます。

もちろん、新しいシステムに慣れるまでは、
ちょっと、戸惑うかもしれませんが、
心配は無用です。

あまり、気にせず、感覚的に読んで行く方が、うまく行くように思います。
実は、
楽譜は、線と、玉で、描かれています。
道路標識のように、
もしくは、ピクトグラムのように、
あ、あれだな、と分かればいいのです。

それを、わざわざ、翻訳して、
言葉(ドレミファソラシドなど)に、置き換えると、
ややこしくなるように思います。
どうせ、絵で描かれているのです、
そのまま、ピアノに置き換える。

つまり、上の方に行くときは、
ピアノ上では、右の方へ。
下の方に行くときは左、と、します。
ちょっとくらい間違えても構いません。
ショートカットを使うのです。

そのようにして行くうちに、
だんだん、あ、この間隔は、このくらい指を伸ばせば、と
そういう感じになってきます。
そして、耳との間隔が、接続していきます。

もちろん、
ドレミを覚えるのは大事なのですが、
もし、ドレミで譜面を読めなくても、
はじめのうちは、
指遣いで弾いてしまう、とか、
感覚的に弾けても、かまいません。

どちらかというと、
ほんの少し「ちゃらんぽらん」の方が、
譜読みの上達が速いような気がしています。



*まとめ

せっかく譜面は「絵」で伝達している。
わざわざ言葉にしなくても、弾ける工夫。



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2021年9月28日火曜日

大人ピアノ初心者 *楽器について*


 大人になって、ピアノを始めたいという方、
もしくは、再開なさりたい方へ。
きょうは、楽器について、書きます。

もうすでに、お家に楽器がある方は、まずは、それを使えばよろしいです。
グランドピアノ、アップライトピアノでしたら、
しばらくしたら、調律を頼みましょう。
季節の変わり目ではなく、
季節の半ばごろに、楽器が、湿度温度に慣れてきたころが、
いいです。

電子ピアノは、調律は、必要なし。
やむをえず、ヘッドフォーンで練習する方もありますが、
できれば、なるべく、スピーカーから。
音の大きさも、大き目が、良いと思います。

まだ、
楽器をお持ちでない方は、
予算、お家の環境によって、
自由にお選びになればいいですから、夢は、広がるでしょう。

もし、
まだ、試し的に、始めたい、という方は、
小型の電子ピアノ、という手もあります。
ローランド社の、ピアノゴーPiano Goというシリーズは、
なかなか手ごろです。
3〜4万円で手に入ります。

(音が良いのと、
軽くて持ち運びに便利なので、私も一台持っています。
旅行用に使っています)

最初は、鍵盤の数は、61で十分です。
ですが、88と、正規の数でも、値段の方は、
むしろ安いくらいの場合もあります。

まずは、それで試してみて、
もっと続けたくなったら、一年後くらいに、
本格的な楽器を、お求めになったらいいと思います。









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2021年9月27日月曜日

大人ピアノ初心者 *始める前に*


 大人ピアノで、初心者の方が、よく心配なさること。
右手と左手が、違う動きをするのに、
あんなことが、左右、同時にできるのだろうか。
そして、そんなことが、
この年でも、できるのだろうか、というご心配です。

もちろん、できます。

ふつうに手を使える方ならば、
できます。
もう、これは、やってみれば、わかります。
だいたい、ふだんの生活の中で、
左右違う動きをすることの方が、多いと思います。

左手でお茶碗を持って、
右手で、お箸を使いこなす。

左手でバッグをおさえながら、
右手で、鍵を使ってドアを開ける。

左手でおにぎりを食べながら、
右手で、遠くの人に、手を振る。

日常では、そんなことばかりです。
それができるのですから、ピアノだって、
同じです。

やさしいところから、じゅんぐりに、
ステップ by ステップで、やって行きます。
そのへんは、よく考えられたメソッドがありますので、
おまかせください。



* まとめ

左右違う動きは、だれでもできる












2021年9月9日木曜日

痛みが出たら


大人ピアノでは、たまに、痛みが出ることがあります。
まずは、ドクターに見せることが、第一です。

若い人のリューマチだとか、
いろいろ、私の知らないことがあります。
なるべく早いうちに、手を打つのがいいです。

また、
それが、ピアノの弾き方から来ていることもあります。
主に、手首。
それから、肩の場合もありますが、
これまた、四十肩の時もあります。

最近、
親指の痛みを訴える方に、幾人か出会いました。
これは、不思議な現象です。
ピアノを弾いていて、
そういうことは、まず、起こらないからです。

私の考えでは、
これは、スマートフォンの使い方から来ていると思います。
これですと、ピアノの技術をいくら改良しても、
痛みは取れません。
ピアノを弾きたかったら、
スマートフォンの使い方も研究するのがいいのかもしれません。
まだ、よくわかっていません。







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2021年9月6日月曜日

モンパルナス駅ピアノ


 久しぶりに、パリまで足をのばしましたら、
駅ピアノが。

私の住む町の駅ピアノは、今でも姿を消したっきりですが、
パリでは、
どうだったのでしょう?
ずっと、弾けたのか、
それとも、再開したばかりなのか。

ちょっと調律は、気になりますが、
それはしょうがないとして、
この男性の弾いている、その表現は、ステキ。
なにかを、訴えているのが、伝わってきます。

大きな駅の、構内中に響いていました。

「駅ピアノ」って、
つくづく、良い考えだなぁと、思いながら、
メトロの方に向かって、歩きました。



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2021年8月28日土曜日

永年の夢がかなう(譜めくり器)


 こんな日が来るとは、思ってもいませんでしたので、
とてもうれしいです。
何かと言いますと、
楽譜を足でめくれる機械が、手に入ったのです。

ふだんの練習の時も、
譜めくりは、めんどくさいです。
その中で、一番大変なのは、室内楽の楽譜。

ピアノ譜だけでなく、
他の楽器の譜も並行して入っています。
(合唱曲の譜のように)
すると、すぐ、ページの終わりに来てしまいます。
譜めくり頻度が、ものすごく増します。

ただでも、
室内楽の曲は、(ピアノトリオとか、バイオリンとのドュエットとか)
技巧的にややこしいのに、
それに加えて、しょっちゅう譜をめくらなくてはならない!
その難しいこと、
肩にとってツラいこと、は、
経験のある方なら、ご存知と思います。

コンサート本番なら、人間に、
つまり、
「譜めくりさん」に、お願いできます。
とても貴重な、縁の下の力持ちです。
同士であるピアニストにお願いすることが多いですが、
その方は、
ゆったり音楽を楽しむこともできず、
神経を集中して、めくってくださいます。
その大変さは、ピンポン競技くらい難しいのです。

その上、
それだって、ちょっとは不安があるのです。
ぴったり、いいタイミングでめくってくれるかどうか。
上手な「譜めくりさん」、というのは、
とっても貴重な存在です。

と、永年、そんな悩みがありました。
そして、
いつも、自動でページめくりできたらいいのに、と、
夢を見ていました。

それが、
叶ったのです!
ペダルで、ページをめくれます。
紙の楽譜ではなくて、
タブレットの楽譜ですけれども、
ちゃんと、めくれるのです。
使い物になります。
少し、練習しなくてはなりませんが、
手でめくるよりは、簡単でしょう。

しかも。
ブルートゥースではなくて、
ケーブル接続できます。
ブルートゥース苦手人間にとっては、
うれしい限りです。

(ブルートゥース譜めくり器でしたら、
たくさん存在していたのです)

ちょっと信じられない、
この便利さを、今、味わっています!






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2021年8月5日木曜日

ゆっくり練習ができない時

サーフィンや、体操などのスポーツを見ていますと、
実に、スピードが速くて、おどろきます。
スローモーションで再び見て、やっと、
あぁ、こういう動作だったのだ、とわかるくらいです。
肉眼では、ついてゆけないほど、速いです。

ピアノでも、
ものすごく速く弾く箇所が、たまにあります。
ですが、
ピアノは、ゆっくり練習をすることができるのです。
ホッと、胸をなでおろします。
(サーフィンでゆっくり練習ができるのかどうか、
それは、わからないのですが)

両手のところを、片手ずつにしたり、
ゆっくりめで弾いてみたり、と、
いろいろ練習できます。
あまりゆっくりできない楽器もありますが、
まぁ、ほぼ、できます。

そして、
そうやっているうちに、
かなり、細かいことを、身につけることもできます。
およそ、私は、
ゆっくりめにして練習しています。
そうしていると、
動画の質がHDになったように
スムースに行くようになります。
きめ細かくなったりします。
だいたい、皆さん、そうしていらっしゃいます。

その点、
サーファーや、体操の方は、
どのようにして、あんなことができるのか、
ナゾのように思えます。
質問をしたことがあるのですが、
「頭で、その動作を思い浮かべる。
そして、いざとなったら、何も考えずに、行く!」ということでした。

なるほど。
そういうやり方もあるのだ、と
感心してしまいます。
ピアノでも、そういうことを、
知らないうちに、やっていることも、
あるかもしれません。

いずれにしても、
その訓練は、頭の下がるものだと思います。









Chiyo

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2021年7月27日火曜日

椅子の高さ

今、旅行中です。
フランスの北の方、イギリスのお向かいの、
ノルマンディー地方というところにいます。

そのため、
ポータブルピアノを持ち歩いています。
さて、
それをテーブルの上に置いて、
いざ、弾こうとすると、
椅子の高さが、気になります。

いつもは、
いつものピアノの、いつもの椅子に座りますから、
加減をするのは、簡単です。
ですが、
ポータブルピアノを、
初めての場所で使うときには、
いろいろ試します。

このテーブルプラス、この椅子。
あの椅子プラス、あの子供用椅子。
何にピアノを置いて、何に座るか、
いろいろコンビネーションができます。
理想的な高さにはならなくとも、
(私にとって)大事なのは、
背すじをのばせることです。

ですので、
椅子が低すぎる方がいい。
そうすれば、頑張って大きくなろうとして、
背すじをのばして、
体が、楽になります。

実は、
本物のピアノでも、それに気をつけています。
たまに、
ピアノを弾いていて、背中が痛い、という生徒さんは、
椅子が高すぎることが、多いです。

きょうは、
ちょっと高すぎめのテーブルにピアノを置いて、
ふつうの椅子に座って、弾きました。

ただ一つ、
付属ペダルが、床の上をすべって、
どんどん逃げて行ってしまうので、困りました。
いろいろ探したあげく、
5キロのお米の袋を、ペダルのうしろにおいて、
つっかえにしました。
なんともカッコわるい、
苦肉の策でした。
けれど、
これで、足も軽やかに、弾くことができました。



Chiyo

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2021年7月13日火曜日

調律の、フシギ


きょうは、調律の方が、来ています。
私のピアノは、ちょっと前に、調律したはずですが、
もう、ガタガタにくずれてしまったのは、
この異常気象のせいだと思います。

ロワール地方の初夏は、もっとカラッとしていて、
涼しいはずなのです。
けれども、
今年は、6月ごろにとても暑くなったと思ったら、
そのあとは、涼しくなって、
雨や風の日が続いています。

とても7月、とは思えないほど涼しく、
雨も多いです。
湿気の高さといったら、東京より高いこともあります。
そんなことは、この40年来初めて!

おかげで、音楽院でも、どこでも、
ピアノは、ガタガタにくずれてしまっています。
「風が吹くと桶屋がもうかる」ですが、
湿気が来ると、調律の方は、もうかるのかもしれません。

それにしても、フシギなことがあります。
気温の変化で弦が動くのは、わかります。
けれども、
なぜ、湿気が影響するのでしょう?

弦は金属ですし、
チューニングピンを止めている部分も、金属なのに、
なぜ、湿気が関係するのか、です。
湿気で金属がふやける、なんていうことは、
ないはずです。

それを、きょうは、教えてもらいました。

ピアノには、
「駒」もしくは、ブリッジという部分があります。
それは、弦の振動を、
ピアノの共鳴板に伝える部分です。
それは、バイオリンにもあります。
真ん中に、弦を支える、白木の小さな橋があるでしょう。

ピアノにも、それがあります。
今まで、あまり気にしていませんでした。
それが木でできているのです。
それが湿気でふくらめば、その高さが変わって、
弦も動いてしまいます。

あ〜、なるほど!と、
感心しました。

徐々にやって来る湿気は、いいですが、
こうも、突然、思いっきりやってくる湿気は、
ピアノには、
ちょっと、やっかいです。

さて、
ようやく、今さっき、調律もすみました。
試しに弾いてみますと、元の、あの、いい音になっていました。
ホッとしました。
ちょっと湿り気っぽい、響きでした。
それはともかく、
これで、また、しばらく、楽しめます。



 


Chiyo

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