このブログの読者の中には、男性もいっぱいいらっしゃるので、
申し訳ないですが、
女性ピアニストならでは、の苦労も、あるのです。
初心者の方ですと、まだお気づきになりませんが、
しばらく進んできますと、
連続オクターブが出てきたり、
弾く音、盛りだくさんの和音を、いっぱい弾くことも、出てきます。
すると、
やはり、男性と、女性の差が出てきます。
オリンピックでは、
競技は、男性、女性と分かれているのに、
どういうわけか、ピアノだけは、
男女一緒です。
それでも、コンクールなどでは、
男女が混ざって競ったりします。
一昔前、
あるロシアの(ソ連の)大先生の公開レッスンを見ていましたら、
ドイツのか細い女性受講生が、
リストのエチュードを弾き終わった時に、
「女性としては、まあ、よく弾けている」などと、
今の時代でしたら、絶対、問題になるような発言も、
聞いたことがあります。
発言が問題になっても、ならなくても、
その、筋肉の問題は、今でも、残ります。
筋肉がある方が、絶対にトク、ということはあります。
ですから、
女性は、一生懸命練習をして、
そして、手や、体の柔軟さを効果的に使って、
センシビリティを磨いて、
色々工夫をしたりして、
手の小ささをカバーしています。
コンクールで優勝なさった日本人女性が、
ものすごく華奢だったりして、
ハグした時に、もう、びっくりしたこともあります。
それは、それは、
人一倍の努力をなされたのではないか、と
想像しています。
腕立て伏せをしたり、
腹筋を鍛えたり、も、しているはずです。
女性に拍手いたします。
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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