音楽院の授業では、
音符を読むことや、
耳をよくすること、
リズム感をよくすることを大切にしますし、
楽器では、うまく扱えるように
技術的なことを勉強します。
その一方で、
大事なのに、誰も教えてくれない、ということもあります。
まぁ、教えようがないので、
本人にまかせるしかないのかもしれません。
私が感じているのは、
イマジネーションを鍛えておくことが、役に立つ、
ということです。
音楽をやっているのですから、
特に、聞こえるものからのイマジネーション。
これができるからこそ、
人間の奏でる音楽は、素晴らしくなれるのだと思います。
ここのお寺の鐘は、寂しい感じ、
このコーヒーカップの音をたたくと、活発な感じ、
この人のしゃべり方は、思いやりがある感じ、
などなど、
なんでも、ふだんから、
ちょっと耳をすませて、
それが、どんな感じに聞こえるか、というのを、
言葉で言ってみる、というのは、
ピアニストにとっては、
いい訓練になると思います。
あとで、ピアノで表現をするときに、
そのイマジネーション力を発揮できると思います。
* まとめ
耳と、言葉をつなげる習慣 → イマジネーション力
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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