レガート奏法について、書いています。
きょう書くことは、ちょっと上級向けです。
初級の方は、そこまで考えなくてもいい、というものです。
ねっとりと、
濃厚なレガートで歌いたい、というような時。
もう、すでに自然にそうなさっている方もあると思いますが、
「オーバースラー」というものです。
チェンバロで使う技法です。
次の音を弾いても、
前の音を、しばらく押さえ続けている、という方法です。
「しばらく」というのは大げさで、
もちろん、またその次の音に行ったら、
もう、離します。
2つの音を、同時にちょっと弾く、ということです。
「大げさなスラー」と考えればいいです。
チェンバロで、そういうのを習いましたので、
ピアノでも試してみたところ、
なかなか、いい感じで使えるのです。
あまり、知られていないやり方です。
* まとめ
わざと前の音を残しておく、レガート奏法
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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