「ハ長調は、かんたん」と思っている方も良くあるのですが、
実は、ハ長調は、弾きにくい、と言われています。
(逆にいうと、ハ長調がうまく弾ける人は、
誇りに思っていい、ということです)
スケール(音階)を弾いてみればわかりますが、
黒鍵から始まるスケールは、むずかしく感じられるでしょう。
手をちぢこめて、いろいろ工夫しないとなりません。
それと同じ理屈です。
ハ長調は、黒鍵がないため、
白鍵の上だけに、指をおくので、やはり
手をちぢこめないとなりません。
一番楽なのは、まん中に黒鍵がくる、ラから始まるイ長調とか、
レのスケール(ニ長調)など。
黒鍵がないから、かんたん、と思ってしまったのは、
子ども時分に、譜読みに手こずっていたころの、
印象かもしれません。
楽譜も、スッキリしていて、シンプルに見えますから。
さて、
そんなことを知っても、解決はしない、と
思われるかもしれませんが、
そうとも言えません。
そこを意識なさると、
指が、どういう苦労をしているのか、見えてきます。
そこに気づいてあげると、
指が、感謝する(?)なんていうことはないにしても、
少し、指のことが理解できるはずです。
すると、なぜか改善することがあります。
よく観察すると、
親指を、いつもより余計に前に出さなくてはならないため、
他の指たちは、それに合わせるのに、
ずいぶん苦労をしているのが、わかるはずです。
けっこう、くたびれるポジションなわけです。
* まとめ
ハ長調の時は、指たちを、うんとねぎらうと、
元気を出してくれる(かもしれない)
Chiyo
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フランス在住ピアノ教師
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