2020年12月14日月曜日

駆けっこの「ヨーイドン」的に座る

きのうは、ピアニストの椅子の座り方について、書きました。

お食事をするときや、
パソコンを使う時とは、違う座り方です。

一番多いミスは、
「ちゃんと」椅子に座ってしまうことです。
そうではなくて、
浅く座る。
これから駆けっこをする、ヨーイドンぐらいの感じ、
がいいのです。
少し、前にのめるくらいに。

そうすると、
体の重心が、ピアノの方に行きます。
鍵盤に、重みを入れることができます。
スタンバイオッケーの態勢になります。

それから、

肘の位置にも、注目してみてください。
肘は、胴体より前に出ている方がいいです。
「かしこまって」いるのは、NG。

指揮者さんが、
これから曲を始める、というとき、
両手を、前に出すでしょう。
それくらいの感じがいいのです。

この二つを押さえておくと、
技術的に、ぜんぜん違うことが見えてくるはずです。
感じられてくるはずです。
弾きやすくなります。

* まとめ

1 椅子には、浅く座る(ヨーイドン
2 肘は、体より前(指揮者っぽく






Chiyo

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