きのう、「ミスをしても、そのまま弾き続ける習慣」ということを、
お話ししました。
もう一つ、それがむずかしい理由に、
そうやって、
ケガ人や死人を放って、突き進んで、
ゴールにたどり着いても、
あと味が、全然良くない、というのがあります。
少なくとも、
私は、いい心地がしません。
みなさん、
良かった、と言ってくださっても、
私としては、なんか釈然としません。
あとあとまで、
「あ〜あ、やっちゃった」という気持ちが、
残ります。
けれども、
考えてみますと、
あまりミスをせずに、ちゃんと弾けたけれども、
音楽的に、あまり面白くなかった演奏、というのも、
やったことがあります。
やはり、
ミスしない、ことばかりに気が行って、
音楽が、縮こまってしまったのかもしれません。
やはり、
あと味が悪くても、
ケガ人は、放っておくのが正解かもしれません。
Chiyo
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