みなさん、どのような一年をすごされたのでしょうか。
年の暮れには、
私は、静かに、ちょっと日本式に、
軽くお掃除をすることにします。
そして、
悲しみとか、後悔は、持ち越さない!
ですので、
きょうは、残った涙を流して、スッキリする曲を、
ご紹介します。
ただ聞くのもよし、
ご自分で弾かれるのもよし、
歌われるのもよし!
ピアノで弾くことは、あまりないかもしれませんが、
やってみれば、なかなか、よくひびく曲です。
「流れよ、わが涙」という古い曲です。
もとは、
リュート曲(ギターのような楽器)です。そして、
リュートの楽譜は、ギターのように、どこに指をおくか、という図が、
楽譜になっています。
(それに比べて、ピアノは、どの音を弾くか、という楽譜です)
ここに、ピアニストでもわかる楽譜をつけておきますので、
どうぞ、お試しになってください。
(レベルは、バッハプレインベンションくらい)
私は、かつて、クラヴィコードという、ピアノの祖先のような楽器で、
弾かせてもらったことがあります。
とてもとても小さな音量なのですが、
繊細な表現のできる不思議な楽器です。
ここに、ある日本人の方の素晴らしい演奏がありますので、
どうぞ、ディスカバーなさってください。
あと、とてもステキな歌の演奏がありましたので、それも。
それから、最後に、
スティングという歌手が歌っていますので、ここに貼り付けておきます。
これまた、独特の、ステキな声です。
* "Flow, my tears"「流れよ、わが涙」もしくは「涙のパヴァーヌ」ジョン・ダウランド作曲。
1600年ごろ。リュート歌曲。
とても有名な作品で、いろいろな作曲家が、編曲をしています。
楽譜は、こちらから。
プリントしてお使いください。
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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