Sさんが、「消化不良」とおっしゃりながら、
発表会本番の動画を送ってくださりました。
それを聴いてみますと。
たしかに、ミスタッチはあるものの、
流れが良いです。
それぞれの場面の表現が、クリアです。
よく歌ってらっしゃいます。
そして、歌い方に心がこもっているのでしょうね、
こちらのハートもジーンとしてしまいます。
こういう演奏が、私は好きなのです!
途中半分からあとは、
ジーンとしっぱなしです。
とてもいい演奏だと思いました。
こういう演奏を、私は求めているのだと
思います。
Sさんは、この路線で、
また別な機会で、
どんどん演奏なされば良い。
だんだん、脂が乗ってくるはずです。
(興味深いのは、
その動画と一緒に、もう一本、
ご自分でお家で撮られた動画が添えてあったことです。
これが一番気に入っておられる、ということですが、
たしかに、ミスもなく、
スッキリうまくいっていますし、
よく歌っている演奏です。
でも、本番とはちょっと格差があります)
そして、
「Chiyo先生こんにちは
お忙しいところ聴いていただき
ありがとうございました
気持ちを込めて弾いたのが、先生にわかっていただきとても嬉しかったです
どうもありがとうございます。
なんかすっごい腹たつんですよ〜
あれだけ練習したのにー
またビシバシよろしくお願いします」
「母が私の弾き方が変わってきたので、
『いい先生につくと違うのね〜よかったね〜』と言ってました
ほぼ子供ばかりの教室なんですが、
その保護者の方から大人の方は本当に趣味の方なんですか?!
と数件、今日、質問があったそうです
必死で弾いていたので
その気迫は聴いていただいた方にも伝わっていたようで
とても嬉しかったです」
というお返事が返ってきました。
やっぱり。
必死で弾くと、伝わるものは伝わるのかもしれません。
ということで、
Sさんは、ますます闘志満々となって、
来年の5月には、また発表会に出ることを
企画なさっています。
ただいま、曲選びをしています。
気持ちのこもった演奏をなさるSさん、
これからの発展が、楽しみです。
どうもありがとうございました。
Chiyo
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