2021年8月18日水曜日

ウォーミングアップについて

スポーツでは、ウォーミングアップは、必須です。
ですが、ピアノでは、気にしない方もあります。

私も、できれば、時間節約のため、
ウォーミングアップなどは、ささっと済ませたい、と
思うのです。
ですが、やはり、やっておくのが得だとわかります。
時間のない時ほど、やっておくのがいい、となります。
その方が、
あとのパフォーマンスが、グッと良くなります。

体のあちこちに、
油をさしたようになります。
関節や、スジが、なめらかに動きます。
体も、柔らかくなっています。
暑い時でも、差がわかります。

また、ケガの予防にもなります。


プログラムは、

* ハノンのような、体操
* スケール、アルペジオを、いろいろな調で

 上級、中級の人には、

* 柔軟体操(ブラームス練習曲など)なども、良いと思います。

など、
メカニックな練習曲を、
はじめはゆっくり、弱く、
そして、だんだんに音を強くしたり、
スピードを上げたりしても良いでしょう。
(リズム、スタッカートバリエーションも良い)

最後には、だんだんゆっくり、
弱くしていく、というバリエーションをつけても良いです。

などなど、これは、一例です。
今、練習中の曲を使って、同じように弾いてもいいです。
そして、どんな曲でも、
はじめはゆっくり、弱く、というのは、
おさえておきます。

レベルによって、
5〜15分くらい。

* まとめ

ウォーミングアップは、趣味ピアノでもおすすめ







 

 


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2021年8月17日火曜日

前は、うまくいってたのに

夏休みなどで、ちょっとブレイクをとったあと、
また、ピアノに戻って、思います。

「あらら、前は、ちゃんとできたのに、、、」と、
ちょっと、焦ったりすることがあります。
なんだか、また、できなくなっているのです。

そんな時、
ムキになって、ゴリ押しをしても、
あまり、うまくいかないです。
そういうことは、よくある、と、
大きく構えて、ちょっとゆっくりめに練習しましょう。

また、左右片手ずつ、とか、
リズム練習とか、
基礎的なおきまりのコースを、ゆっくりと。
そんなことをやっているうちに、
もちろん、できるようになりますし、
もしかすると、
以前より、基礎が固まったようにもなります。

そして、ドンドン、進みます。



* まとめ

「前は、うまくいってたのに」と焦ったら、
ベーシックな練習を、少し。

 


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2021年8月16日月曜日

ドンマイ!ドンマイ!


























ピアノをやろうと思っていたのに、
昼寝してしまいました、と、とてもがっかりしている人から、
連絡が来ました。

いいのです、いいのです。
そこまでは、よろしい。
だいたい、完璧主義の方が多いですから、
ちょっとでも予定通りいかないと、困ってしまう方もあります。

そして、
「ドンマイ!ドンマイ!」と、軽くかわしてしまいましょう。
全然、かまわないです。
クーラーの入った、涼しいお部屋で、
昼寝、なんて、よかったですね。

全然、かまわないです!



* コツ

うまくいかなかった時は、
すらっと、かわす。


 


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2021年8月13日金曜日

ピアノ再開の時に


幼少の時習っていたピアノを、再開なされる方は、
もう、大人ですので、
こういうことを参考になさるといい、と思うことがあります。

再開なされるのですから、
きっと、ピアノがとてもお好きなのに違いありません。
いずれにしても音楽が、大好きな方のはずです。
こんな曲が弾きたい、というのもあるでしょう。
あの人のように弾きたい、という憧れもあるかもしれません。

それらは、素晴らしい原動力になります。

そして、
そこを、もう少し奥へ行って、
この曲を、こんな風に弾きたい、ということを、
追求する、ということに注目していただきたいと思います。

曲の選択では、
先生にリクエストしていただいてもいいのです。
ですが、いったん曲を選んだあとは、
その曲を、どう弾きたいか、
もしくは、
どのように聞こえるのが、いい、と
自分は感じているのか、

を、はっきりさせておくといいです。

それは、
幼少の時には、あまり、
してこなかった作業だと思います。
若い頃の続きで、ピアノを習うのもあり、ですが、
せっかく大人になったのですから、
これまでの人生経験、
そして、磨きのかかった感性を、フルに使っていただきたいと思います。
いつも、「自分の聞きたい音は?」に
耳をそばだてている、
ということです。

自分の弾きたいピアノに向かっていく、
というのは、楽しい作業だと思います。



* まとめ

大人になったら、大人ピアノ。
音楽づくりの主役は、あなた。



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2021年8月9日月曜日

「よく聞いて」と言われる

フランスの先生のレッスンを見ていますと、
「よく聞いて!」と、先生が言っていることがあります。
ピアノに限らず、どんな楽器でも、
そんな言葉を、たまに聞きます。
(日本でも、そうかもしれません)

さて、
フランスで初めてそれを聞いたときは、
私は、ちょっとビックリ。
ピアノを弾いているのだから、
「聞いて」いるに決まっていると思っていました。
「聞く」のと「聞こえる」のでは、フランス語では動詞が違います。
そのことかしら、と思ったり。

でも、まぁ、考えてみれば、
指が動いていても、
楽譜を読むのに夢中だったり、
「あそこ、うまくいくかな」と考えていたり、
ここは、こんな感じで行こう、と想像力をたくましくしていたり、と、
色々なことをやっているのです。

そして、
聞き方にもいろいろあります。
声部のバランスを聞く、とか、
メロディを、まるで今歌っているように聞く、とか、
音色をチェックする、とか、
リズムだけを聞く、とか。

そのように、色々やってみて、
だんだん曲が出来上がってきます。
最終的には、
聞きながらも、かなり楽しめるようになってきます。
また、
「ゾーンに入る」というのは、
大げさかもしれませんが、
何も考えていない、特別な状態になることだって、
まれには、あります。






 


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2021年8月7日土曜日

譜読みの、つまらなさ


 ピアノを練習していて、譜読みの時期ほど、
つまらない時はない、と私は思います。
譜読みが好きな方も、少ないですが、あることは、あります。

それでも、ここが肝心な時で、
指づかいを決めたり、
上下に加わる架線を数えて、音を確かめたり、
まちがえないように、気をつかいます。

古典派が、一番、譜読みをしやすいです。
だいたい、こんな風に展開していくだろう、と
想像がつくからです。
逆に、現代物は、大変です。
まったく想像がつきません。
そして、作曲家の指示が、とても多かったりします。

今、
現代物を、譜読み中です。
新しい「システム」を発明した人が、書いたもので、
とても不思議な曲です。
それに慣れるまで、時間がかかりました。
苦労しながら、
小さな生徒さんが、始めたばかりの時、
譜面の前で、苦労しておられる、その気持ちになりました。

そういう時は、
毎日、毎日、少しずつ、
淡々と、読んで、弾いていきます。
すぐできなくても、いったん譜面はしまって、
また明日、ということにします。

すると、不思議ですが、
少しずつ、体が覚えていくのがわかります。
徐々に、あの奇妙なメロディが、
鼻唄になって、出てくるようにもなってきます。

その過程は、おもしろいです。
がんばらなくとも、淡々と、繰り返しているだけで、
自然と、身についてくるのが、よくわかります。
はじめは、あんなに変に思えた音に、
少し、愛着がわいてくるようにもなってきます。

そうなったら、こちらのもの。
そろそろ、私の好きな段階に入っていけます。
音楽作りの段階です。





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2021年8月6日金曜日

「遊び」について

 一つの曲を弾くとき、いろいろ考えたり、
時代背景を考えて、様式に気をつけたり、
いろいろ考えます。
また、どんな深い意味があるのだろう、と
探したりします。

あまり考えすぎて、つまらない気持ちがしてくることもあります。

そんな時、
頭に浮かぶのは、スカルラッティの言葉です。
17〜18世紀の、チェンバロ作曲家で、
彼の作品は、
ピアニストも、よく弾きます。


そのチェンバロ練習曲の、楽譜のはじめに書かれているのは。

***

読者の皆さん、
あなたが、趣味の方、教師の方、どちらであろうと、
これらの曲に、
深い意味を見出そうとはしないでください。
むしろ、これはチェンバロで大胆な演奏をできるように、
訓練するために書かれた、
よくできた「おしゃべり」のようなものを、
期待していてください。

***

というようなことです。

謙遜なのかもしれない、とも思います。
なぜって、中身は、もう、
素敵な曲ばかりなのです。

いずれにしても、
こんな風に言ってくれた作曲家がいてくれて、
よかったです。
あまり、難しく考えない。
「よくできた『おしゃべり』」のように、
シンプルに弾いていますと、
おのずから、美しさが、表現されたりします。
楽譜を、正確に、
ただ、ただ、弾いていきます。

そのようにして、
作曲家の、才能が、
自然と、美しく、流れてきたりすることもあります。

















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2021年8月5日木曜日

ゆっくり練習ができない時

サーフィンや、体操などのスポーツを見ていますと、
実に、スピードが速くて、おどろきます。
スローモーションで再び見て、やっと、
あぁ、こういう動作だったのだ、とわかるくらいです。
肉眼では、ついてゆけないほど、速いです。

ピアノでも、
ものすごく速く弾く箇所が、たまにあります。
ですが、
ピアノは、ゆっくり練習をすることができるのです。
ホッと、胸をなでおろします。
(サーフィンでゆっくり練習ができるのかどうか、
それは、わからないのですが)

両手のところを、片手ずつにしたり、
ゆっくりめで弾いてみたり、と、
いろいろ練習できます。
あまりゆっくりできない楽器もありますが、
まぁ、ほぼ、できます。

そして、
そうやっているうちに、
かなり、細かいことを、身につけることもできます。
およそ、私は、
ゆっくりめにして練習しています。
そうしていると、
動画の質がHDになったように
スムースに行くようになります。
きめ細かくなったりします。
だいたい、皆さん、そうしていらっしゃいます。

その点、
サーファーや、体操の方は、
どのようにして、あんなことができるのか、
ナゾのように思えます。
質問をしたことがあるのですが、
「頭で、その動作を思い浮かべる。
そして、いざとなったら、何も考えずに、行く!」ということでした。

なるほど。
そういうやり方もあるのだ、と
感心してしまいます。
ピアノでも、そういうことを、
知らないうちに、やっていることも、
あるかもしれません。

いずれにしても、
その訓練は、頭の下がるものだと思います。









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2021年8月4日水曜日

 付点音符の、くいちがい


 音楽院の、ソルフェージュの先生と、
意見が合わないことがあります。

付点問題も、その一つです。
付点というのは、その音符の半分を意味しています。
半分を付け加えるのです。

例えば、付点8分音符と、16分音符があったとします。
びっこののリズムになって、タッタ、タッタ、となります。

さて、そこまではいいのです。
次に、
付点4分音符があって、その先に8分音符があるとします。
これまた、びっこのリズムになって、
タッタ、タッタ、となります。

同じリズムです。
あとは、速さの問題で、
タッタ、タッタ、と速く演奏するか、
もしくは、
タァッタ、タァッタ、とゆるめに演奏するかの違いです。

そこで、意見が分かれます。
リズムが同じではない、とソルフェの先生は言います。
まぁ、
言っていることは、わからないでもないですが、
若い初心者の人たちには、
そんなにややこしくしなくても、
説明できるのに、と思ってしまいます。


それを、さらに突き詰めていって、
付点2分音符と、4分音符ののセットを考えます。
タァァタ、タァァタ、となります。
これだって、
最初のタッタ、タッタのリズムと、同じといえば、同じです。
テンポがのろいだけのことです。
まあ、ここまでくると、
さすがに、同じリズムのようには聞こえませんが、
同じ形をしています。

私のように考える人は、
楽器奏者に多く、
ソルフェの先生と、意見が、くいちがうことがあります。




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2021年8月3日火曜日

難しく考える必要はないです(フレージング)


 どうやったら、音楽的に、ピアノで表現できるか。
それは、そんなに難しく考えることはありません。

自分で歌ってみれば、
答えが出ます。

歌い方に、限りなく近づけてゆけば、
素晴らしいフレージングになります。
あとは、
どう指を置くか、とか、
どう言う音色にしたいのか、というのを、
探せばいいのです。

シャワーを浴びながら、
たーららら、とか、
ふんふんふん、などと歌っている時の、
その歌い方は、ステキなことが多いです。
(声の良しあしは、無視します)
それに近づければ、いいです。

それが、一番自然ですし、
誰にもマネのできない、
あなたの歌い方です。


*まとめ

一番ステキな歌い回し、は、
鼻歌に見つかることが多い→ピアノに応用








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2021年8月2日月曜日

息つぎについて(フレージング)

息つぎのし方によって、音楽の感じは、かなり変わります。

「息を呑む」とか、
「息せき切って」とか、
「ため息をつく」とか、
日本語の表現にも、いろいろあります。
それだけで、雰囲気がよく伝わります。

ピアノのフレージングでも、同じです。
あぁ、ここは、もっと息つぎに時間をとってもいいのでは、と、
感じることも、よくあります。

問題は、
息つぎ(ブレス)に、時間が取られて、
拍が合わなくなるのではないか、という疑問です。

何しろ、
今、ふだん聞こえてくる音楽は、
テレビでも、ラジオでも、街中でもですが、
メトロノーム的な拍のとりかたの音楽が、ほとんどです。
それに慣れていますと、
ブレスのために時間をとったら、
その先、
「字余り」になってしまうのではないかと、心配してしまいます。

ですが、
拍を感じながら、息つぎをすることに、
意味があります。
だからこそ、感じが伝わるのです。

急いで、息をしたり、
息をした分、その後で、ちょっと走ってみたり、と、
いろいろなことが、起こります。
その現象が、いいのです。

まずは、
思い切って、息つぎをしてみましょう。
息のつき方で、表現をしてみましょう。
さぁ、どんなことが起こるか、
楽しみです。

* まとめ

音楽の中で、思い切って、息をついでみる




 


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2021年7月31日土曜日

テイク3(スリー)が、限度


 サーフィンのコンペを見ていますと、
サーファーたちは、
いい波がやってくるのを待っています。
いいのが来れば、すっと、ボードの上に立って、
やっと、波乗りを始められます。

その、待っている時、
そして、タイマーがどんどん過ぎていく、
その時間は、ザンコクに思われます。

それは、
ピアノ演奏のレコーディングの時を、
思い出してしまいます。

「あ、今のはここがうまくいかなかった。
次は、ここを、うまくやろう」
と思いますが、
次の時は、
「さっき、あそこが良かったのに、
今度は、ここがイマイチ」と思ってしまいます。

何回もやり直すと、なんだか、
だんだん音楽の気持ちよりも、
技術的な作業になってきます。
音楽の楽しみは、どこに行ったのやら。
あの、生き生きとした雰囲気は、
どこへ。

私は、ずっと、
演奏会というのは、生演奏だから大変だと思っていました。
レコーディングは、何度もやり直せるから、
楽だと思っていました。

ですが、
実は、やり直せる、というのも、
けっこう難しいのだと気がつきました。
動画添削レッスンを受けている方は、
動画を録音する習慣がありますから、
それをよく、ご存知と思います。

私は、多くても3度を限度として、
送ってください、と申し上げています。
それでも、
あとで聞いてみると、
いいところが、たくさんあります。
何よりも、
生き生きとしたところが、ステキです。
音楽に、それは、とても貴重だと思います。





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2021年7月29日木曜日

ピアノの、お国柄


 今、私は、フランスと、日本の受講生の方にレッスンをしています。
日本の方にレッスンをするようになって、
あぁ、これは、お国柄だなぁと思うことがあります。

それは、指づかいのことです。
日本の人は、若い人も大人の方も、
指づかいがとても正確のようです。
ですので、スラスラことが運ぶように思います。

その点、
フランスの若い人たちの中には、
いい加減な人が多いです。
楽譜に書いてある指番号は、無視。
自分流で弾きます。
それでうまくいくのなら、文句も言いませんが、
うまくいかない時は、がっかりします。

そういうことが、続くと、
「バスに乗る時には、番号を見てから乗りますよ!」
と、イライラしてしまいます。

もう一つの問題は、
毎回、行きあったりばったりの指づかいを
使っていることです。
毎回、運指のインプロをやっているのです。

ですので、
指づかいは、ダンスの「振り付け」だと思って、
もっとジェスチャーに注目してください、と
説明をします。
それで、だんだん譜読みが上手くなる人もいます。

日本人の方は、あまり気がつかれないかもしれませんが、
指づかいを、きちんと守れる、というのは、
かなりお得な長所だと、思います。



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2021年7月28日水曜日

解釈について

ピアノの演奏をするときに、「解釈」という言葉を聞きます。
それは、ちょっと大げさな言葉です。

実際は、初級の人でも、一曲を弾くときには、
その人の好みで、演奏しているはずです。
好みは、その人、その人で違いますから、
違いが出てきます。

それを、「解釈」といえば、
解釈、ともいえます。

さて、
一曲の流れを考えるとき、
まずは、作曲者の意図を、十分考慮したあと、
私は、「起承転結」のようなものを、
感じます。

出だしがあって、終わりがある。
その間に、何か、いろいろなことが起こる。
そんな感じです。

勝手にお話が浮かんだりします。
まるで、映画のストーリーのように、
今、これこれこういうことが起こって、そのため、
危機におちいって、
そして、ようやく、ここで解決!
となったり、
いろいろです。

その話を、聞いている人にわかってもらう必要はありませんが、
自分が、そのストーリーの筋をにぎっていると、
弾いているときに、集中できます。
「あれ、何話してたんだっけ?」ということが、
少なくなります。
雰囲気も、醸し出しやすくなります。

その上、
そういう作業は、楽しいものです。
そして、それは、どんなにちっちゃな曲でも、
できます。



* まとめ

一曲のストーリー


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2021年7月27日火曜日

椅子の高さ

今、旅行中です。
フランスの北の方、イギリスのお向かいの、
ノルマンディー地方というところにいます。

そのため、
ポータブルピアノを持ち歩いています。
さて、
それをテーブルの上に置いて、
いざ、弾こうとすると、
椅子の高さが、気になります。

いつもは、
いつものピアノの、いつもの椅子に座りますから、
加減をするのは、簡単です。
ですが、
ポータブルピアノを、
初めての場所で使うときには、
いろいろ試します。

このテーブルプラス、この椅子。
あの椅子プラス、あの子供用椅子。
何にピアノを置いて、何に座るか、
いろいろコンビネーションができます。
理想的な高さにはならなくとも、
(私にとって)大事なのは、
背すじをのばせることです。

ですので、
椅子が低すぎる方がいい。
そうすれば、頑張って大きくなろうとして、
背すじをのばして、
体が、楽になります。

実は、
本物のピアノでも、それに気をつけています。
たまに、
ピアノを弾いていて、背中が痛い、という生徒さんは、
椅子が高すぎることが、多いです。

きょうは、
ちょっと高すぎめのテーブルにピアノを置いて、
ふつうの椅子に座って、弾きました。

ただ一つ、
付属ペダルが、床の上をすべって、
どんどん逃げて行ってしまうので、困りました。
いろいろ探したあげく、
5キロのお米の袋を、ペダルのうしろにおいて、
つっかえにしました。
なんともカッコわるい、
苦肉の策でした。
けれど、
これで、足も軽やかに、弾くことができました。



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2021年7月26日月曜日

ソフトペダルで、可能性を広げる

先日、ソフトペダル(左のペダル)の使い方について、ご質問がありました。
どこで、どのように使うか、です。
楽譜に U.C. と書いてあれば、ソフトペダルを踏み、
T.C. と書いてあるところで、それを外します。

ですが、
それ以外の時に、使ってもいいのかと言いますと、
もちろん、いいのです。

アップライトと、グランドピアノでは、
「ソフト」になる方法が、違います。
ですので、一概には言えないのですが、

グランドピアノでは、ソフトペダルのアートは、
とても奥の深いものです。
3本の弦を、2本しか、叩かないようになります。
すると、音が弱くなるだけではなく、
音の質が、変わります。

それは、どう調節されているかによりますが、
だいたい、
キラキラが、いぶし銀のようになります。
レゴのブロックキャップの色が、
パステルになるような感じもします。

それを使って、いろいろなことができます。
ただ弱くするだけではないのです。
音の質を変えるのです。

また、
メロディをキラキラさせて、
伴奏を弱くする、ということをやっている最中に、
ソフトペダルを踏むと、ちょっと、やっかいなことになります。
メロディが、よく聞こえなくなったりします。
ですが、
それでも、工夫して、やってみると、
また、全然違う表現ができるのです。

また、強く弾きたいところで、
わざと、ソフトペダルを踏んでおいて、
思いっきり叩く、という可能性もあります。
これは、リストのソナタの解説で、
アルフレッド コルトーが、
そんな話をしていたと思います。
私も、そのようにしたことがあります。
不思議な雰囲気の音が出ます。

というふうに、
色々、使えるのです。
初心者の方も、どんどん使っていただきたいと思います。
そして、
いろんな音色を作ってみていただきたいと思います。

* まとめ

ソフトペダルは、弱くするだけでなく、
音色を豊富にする



 


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2021年7月23日金曜日

歌ごころは、ある


 こちらも、暑くなってきました。
そんな中、
朝の涼しい時に、川のほとりを散歩していますと、
思春期の女の子が2人、音楽をききながら、歩いてきます。
R&B 系の音楽で、
それに合わせて、一緒に、歌いながら歩いています。
小声ですけれど、
歌詞は、よく知っているようです。

その、かわいらしいこと、
その、なごやかな感じのすること、
その雰囲気は、
遠い昔、昭和時代に、
遊んだ、あれと、同じです!

「な・つ・も、ちーかづく、はーちじゅう、はちや、トントン」と、
二人で、手を合わせて楽しんだ、
あの遊びです。

スマホのスピーカーで、
音もあまりよくありませんが、
こうして、川のほとりで、歩きながら、
聞きながら、一緒に歌う、
2人で歌う、というのは、

現代の、「八十八夜」遊びなのかもしれない、
などと、
思ったりしました。

近ごろ、童謡なんて、聞かないなぁと、
思っていましたが、
歌ごころは、いつになっても変わらないのかもしれない、と
そんな気がしました。
うれしく、思いました。

耳をすますと、
遠くでは、なんだかノリのいい音楽が聞こえています。
きょうは、金曜日、
東京オリンピックの開会式も、もうすぐです。
なんだか、お祭りの雰囲気です。






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