2021年8月2日月曜日

息つぎについて(フレージング)

息つぎのし方によって、音楽の感じは、かなり変わります。

「息を呑む」とか、
「息せき切って」とか、
「ため息をつく」とか、
日本語の表現にも、いろいろあります。
それだけで、雰囲気がよく伝わります。

ピアノのフレージングでも、同じです。
あぁ、ここは、もっと息つぎに時間をとってもいいのでは、と、
感じることも、よくあります。

問題は、
息つぎ(ブレス)に、時間が取られて、
拍が合わなくなるのではないか、という疑問です。

何しろ、
今、ふだん聞こえてくる音楽は、
テレビでも、ラジオでも、街中でもですが、
メトロノーム的な拍のとりかたの音楽が、ほとんどです。
それに慣れていますと、
ブレスのために時間をとったら、
その先、
「字余り」になってしまうのではないかと、心配してしまいます。

ですが、
拍を感じながら、息つぎをすることに、
意味があります。
だからこそ、感じが伝わるのです。

急いで、息をしたり、
息をした分、その後で、ちょっと走ってみたり、と、
いろいろなことが、起こります。
その現象が、いいのです。

まずは、
思い切って、息つぎをしてみましょう。
息のつき方で、表現をしてみましょう。
さぁ、どんなことが起こるか、
楽しみです。

* まとめ

音楽の中で、思い切って、息をついでみる




 


Chiyo

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