息つぎのし方によって、音楽の感じは、かなり変わります。
「息を呑む」とか、
「息せき切って」とか、
「ため息をつく」とか、
日本語の表現にも、いろいろあります。
それだけで、雰囲気がよく伝わります。
ピアノのフレージングでも、同じです。
あぁ、ここは、もっと息つぎに時間をとってもいいのでは、と、
感じることも、よくあります。
問題は、
息つぎ(ブレス)に、時間が取られて、
拍が合わなくなるのではないか、という疑問です。
何しろ、
今、ふだん聞こえてくる音楽は、
テレビでも、ラジオでも、街中でもですが、
メトロノーム的な拍のとりかたの音楽が、ほとんどです。
それに慣れていますと、
ブレスのために時間をとったら、
その先、
「字余り」になってしまうのではないかと、心配してしまいます。
ですが、
拍を感じながら、息つぎをすることに、
意味があります。
だからこそ、感じが伝わるのです。
急いで、息をしたり、
息をした分、その後で、ちょっと走ってみたり、と、
いろいろなことが、起こります。
その現象が、いいのです。
まずは、
思い切って、息つぎをしてみましょう。
息のつき方で、表現をしてみましょう。
さぁ、どんなことが起こるか、
楽しみです。
* まとめ
音楽の中で、思い切って、息をついでみる
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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