2023年2月25日土曜日

「カッコよく」決まっている演奏


「カッコよく」聞こえる演奏、というのもヘンですが、
せっかく上手に表現していても、
どうもイマイチすっきりしない演奏というのがあります。

そんな時に、ちょっとこれに気をつけると、
ぐっと改善する、ということがあります。
それは、拍をちゃんと取っている、ということです。

テンポが不安定ですと、
どうも「決まらない」です。
はっきりしないですし、
こちらまで不安な感じになります。

さて、それにはどうしたらいいのか。
やはり、練習の時も、
本番の時も、ある程度は、きちんと拍を感じていることが
必要になると思います。

たとえば、休符があるところ、などは、
本番でも、しっかりカウントするといいです。

また、
自分で弾いているときは、
なかなか自分のテンポの取り方には
気づきにくいと思います。
これは、プロの人でも、
そうでなくても、です。

それを改善するのは、割と簡単で、
録音してみて、聞けば、すぐわかります。
あ、ここが走っているな、とか、
ここで、ゆらゆらしてる、など。

そうしたら、そこをおそく弾くようにする、など、
気をつければ、できあがりです。

これがきちんとすると、それだけで、
演奏が、しっかり、芯のあるものになると思います。






Chiyo

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2023年2月24日金曜日

「本番で、間違えてしまう」

 

日本の恩師の言葉の一つ。
スゴイことを言ってらしたなぁと、今でも、思い出してしまいます。

演奏会で、間違えてしまう、ことについて

「それは、人間は機械ではない、という証拠。
だからこそ、クリエイティブになれるのです」

などと、のたまっていたのです。

そうは言われても、
ミスって、嫌な気持ちがしているのに、
そんなこと言われても、なんの慰みにもなりません。
第一、
先生だって、演奏会で、うまくいかないと、
すぐ、不機嫌になるじゃないですか、って、
言いたくなりましたが。

それにしても、ミスも創造の一つ、というのは、
理屈では、そうかもしれませんが、
では、
実際、楽譜通りに弾くことをなりわいとしている人は、
どうしたらいいのでしょう??

まぁ、私なりに考えますと、
まず、予定通りに弾く、というスタンスをやめることかなと思います。
大体のあらすじを決めておいたら、
あとは、即興、と考える。
いくら、即興と言っても、
これだけ繰り返し弾き込んでありますから、
覚えておいたものが、スラスラと出てきちゃいます。

でも、
その時の気持ちの込め方、とか、
音の出し方というのは、毎回、毎回が、
新しい回、というふうに考えてみます。
どんなふうに、このお話をしてやるか。

まるで、
子供さんのグループに、
おとぎ話を話するような設定にしてしまいます。
毎回、毎回、新しいパフォーマンスです。
そして、
子どもたちの目が、キラキラしてくるのが見えます。
えっ?
とか、
「うわぁ!」という声も、聞こえます。
話しているうちに、
そのお話の場所にいるような感じがしてきます。

そんな体験を、演奏会では、
毎回、しているのかもしれません。
でしたら、
こうしよう、と決めていくことはないです。
いったん準備をしてしまったら、
毎回、相手の目を見て、話しかける、
歌いかければいい。

そんなふうに、私は思います。





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2023年2月23日木曜日

女性作曲家の作品は、がぜん少ない



 

 来月、3月8日は、国際女性の日です。

女性同士(だけ)で一緒に演奏したり、と、
いろいろな企画があります。
今年は、
女性作曲家の小品を、いくつか弾く予定です。

と、
いろいろ探しますが、どうもなかなかピンとくるものが
見つかりません。
女性には、いい作曲家がないのでしょうか、と
だんだん、気分が沈んできます。
今現在ならば、クラシック以外では、
女性作曲家がどんどん作曲して、歌っているような気がするのですが。

それは、
やっぱり、職業として「作曲」をする機会に
恵まれなかったということかもしれません。

今回は、


そして、


という女性たちの小品の中から、
私の気に入っているものを、選びました。

最後の、
エリザベットさんは、バロック時代のフランス女性です。
名前が長くて、
それも、最後の「ゲール」というのは「戦争」という意味ですので、
この名を発音しただけで、
パシ、っと決まるような感じになります。

チェンバロのインプロがとても上手だったそうです。
王様(ルイ14世)にほめられて、
それ以来、さらに活躍したようです。

実際、彼女の作品は、とてもセンシティブで、
美しいものが多いです。
私は、チェンバロで習いましたが、
今回は、ピアノで演奏します。

たった5分くらいですけれど、
紹介になれば、と思っています。






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2023年2月22日水曜日

ピアノ曲選びについて

 

ピアノを練習するとき、曲選びというのは、講師にとっては、
ものすごく大事なことだと思っています。

曲によっては、グッとモチベーションが上がるからです。

同時に、
* 技術的に、または音楽的に、得るものがあること
* むずかしすぎないこと

ということに、気をつけます。
趣味、傾向は、その人それぞれ違いますので、
生徒さんには、十分インタビューをしておきます。
その時は、思うぞんぶん、ワガママ放題に、
ご希望、趣味をお話ししてもらいます。

まだ、経験が浅い方は、
むずかしすぎを弾きたがることもあります。
そういう時は、そうお伝えしますし、
いろいろ曲を重ねていくうちに、ご本人が、
むずかしさ、を、わかるようになってきます。

それが、ピタッとマッチすると、
推進力は、10倍、100倍くらいになります。

だから、
これには、かなりの時間をかけますし、
インスピレーションが降りてくるのを(?)待ちます。

この作業は、
ピアノ講師としての仕事の、
半分くらいを占めているのではないか、と
私は思っています。



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2023年2月21日火曜日

手の司令官は誰?


 もちろん、ピアニストの手の司令官は、脳みそですが、

指の動きを見ていると、「ここが、カナメだ」と思われる部分。

それは、
第3関節、一番まん中にある関節です。

そこが、しっかりしていると、うまくいきます。
いくら、指先がきちんと立っていても、
指先が、アーチの形になっていても、
この第3関節がへこんでいる人もあります。

フランスでは、
オレンジを持つように、とか、
鐘の形に手をすぼめましょう、などと言います。
また、
教会の天井のアーチ型になっているのを、
マネしましょう、という先生もいます。

どちらにしても、
こんな手の形は、ふつうの生活では、
絶対にしないような形です。
少しずつやっていくと、
自然に筋肉がついてくるはずです。

弾き始めは、よくても、
いっしょうけんめい弾いているうちに、
この関節が、落ちてくる、という人もいます。

スマホで、動画を撮って観察する、というのも、
手です。
これができるようになると、
この先、ずっと楽になると思います。


* まとめ

手の司令官を、活発にさせておく

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2023年2月20日月曜日

ピアノ音楽表現の、おもしろさ


私のところにいらっしゃる受講生の方は、
レベルこそ違いますが、
みなさん、すでにいい技術を持ってらっしゃいます。

私はおもに、
どのように表現するか、というところで
お手伝いすることが多いです。
そうでないと、
ピアノ技術が一人歩きして、
つまらない演奏にもなります。

まぁ、自分が楽しければいい、という考え方もできます。
趣味で弾いているのだから、と。

それは、結婚式や、なんとか式の
スピーチと似ています。
あんまり真剣に聞いている人はいないようです。
早く終わらないかな、と思ったりします。
それでもいいわけです。

でも、
せっかく弾くのでしたら、
ご自分の表現をなさったら、と思います。
なぜかと言いますと、
それがおもしろいからです。

そこを追求していくプロセスがおもしろい。
また、楽譜、様式という規制のある中でも
自由があるというのに気がつく。
その味をわかったら、
もう、おもしろくてたまらなくなります。


一昔前に、
「自分探し」というのがありました。
その「自分」というのを、
ここで見つけられるのではないかと思います。

そして、その先には、
いろいろな感動もあります。



* まとめ

ピアノ表現のおもしろさ





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2023年2月17日金曜日

ピアノは、指のみにて弾いてるにあらず?


 私は、ピアノを弾いていると、
すぐに、
ここができない、
あそこがうまく行かない、と
苦心して、繰り返し練習をしてしまいます。

それはいいのですが、
「弾けること」が、目的になってしまって、
本来の目的を忘れてしまうことがあります。

本来の目的は、
音で、メッセージを発する、です。
音で、何を言いたいのか

ということは、
常に、耳で自分の弾いていることを、
見張っている必要があります。
それには、
いい耳を持っていたほうがいいわけです。

ですので、耳を育てる、というのは、
大事です。
ふだんから、
弱い、強い、はもちろん、

悲しい音、
きびしい音、
優しい言い回し、
せかせかした感じ、など、
いろいろなことに気づける耳を育てていくのは
いいピアノが弾けるようになる、
近道だと思います。



* まとめ

指だけでなく、耳も育てるといい





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2023年2月14日火曜日

なんとなく、気乗りがしない時


 定期的にピアノを練習していますと、
時には、あんまり気乗りしないということもあります。

そういう時は、
深く考え込まないで、
まずは、ともかくピアノに向かってしまう方がいいと思います。
ともかく、
指の練習をする。

すると、かれこれそんなことをしているうちに、
「乗り気」でなかった気持ちが、
だんだん「その気」になってきたりします。

必ずそう、とは限りませんが、
一つ、確かなことは、
気分は、変わる、ということです。

つべこべ考えずに、
行動してしまう方が、いいと思います。


* まとめ

気分は、やってるうちに変化する




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2023年2月10日金曜日

趣味ピアノのレパートリー(その11)



 
きょうは、フランスでは寒さがちょっとゆるみましたが、
ここ数日、とても寒かったです。
日本では、雪が降ったりしているということです。

そんなときに、
家の中で、ぬくぬくしていられるのは、
本当にいいものだと思います。

さて、
きょうご紹介したいのは、
シューマンの「冬季節」という短い曲です。
中級レベルになりましょうか。

とても地味で、美しい曲です。
あまり、弾かれていないと思います。

ここで想像していただきたいのは、
東京の、カラッとした気持ちのいい冬ではなくて、
毎日、毎日続く、くもり空、
湿った寒さのヨーロッパの冬です。

葉を落としてしまった木々、
霧とも雨とも区別のつかない湿り気。
あぁ早く春になってくれないかな、と
思います。

そんな景色を思い浮かべながら、
弾きます。



Schumann 「若い人向けアルバム」op. 68 より、
38番、"Winterszeit" I, II


(1と2がありますので、
まずは1を。
そして、もし気が進んだら、2も)


ダウンロードできます。










 


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2023年2月9日木曜日

「やれば、できる」のか?


 音楽院の生徒さんのことです。
以前にも書いたことがありますが、
とてもコツコツと練習なさっているM さん。

ピアノを始めて4年くらいになります。
その後すぐにコロナでロックダウンになりましたが、
その間、まぁよく練習しておられました。

ちょっと見た目は、
そんなにピアノが楽に弾けるという感じではありません。
体もきゃしゃですし、
ミスをしないかと、いつもおびえている感じです。
あまり体も柔らかい方ではありません。

でも、ピアノが大好き。
人前で弾くのは、
ものすごく上がるし、イヤなのだけれど、
でも弾けたら幸せに思う、
という女性です。

きのうは、
そんなM さんが、シューマンの小品を、
とても上手に、きれいに弾きました。
私も、感激しました。

この数週間、
ちょっと苦心していたようですので、
「どうしますか、ちょっと脇に置いて、
別な曲にしますか」と提案しても、
「いえ」という答え。

そうなのです、
負けず嫌いというか、
ものすごく意志が固い、というか、
口数が少ないのでよくわかりませんが、
途中で投げ出す、なんてことは
絶対イヤ、というタイプのようです。
(今までのことを拝見していて思います)

という苦労もありましたので、
きのうは、うまくいったので、
心の中で私は「やったぁ」と思いました。

美しい演奏だったのと、
やれば、できる、ということの証明が、
また一つ増えたことが、
とてもうれしかったです。



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2023年2月8日水曜日

指づかいについて

 

本来は、指使いは、スムースに弾けるように、という、
助けになるものです。

ですが、
これを、めんどくさい、と思う時期があります。
人によって、違いますが、
「別なやり方だって、同じ音が出るのだから」と、
ムシしたくなります。

たしかに、
別なやり方でも、弾けます。

さて、
それでもいいのですが、
初心者の方には、なるべく、指使い通りに弾く、
という習慣をつけてほしいと、私はお願いしています。

その先、
上達していくと、
楽譜が、少しずつ複雑になってきます。
その時、
指番号を見て、サッと、その指が反応する、というメカニズムがあると、
ものすごく、時間の節約になるのです。
便利なのです。

ですので、
初心者の方は、もしできることなら、
習慣をつけておく方が、お得です。

(さらにその先、上級になると、
ちょっと話は、別になります)

* まとめ

なくてもいいが、あると便利なのは、
指使いを、自動的に使えるメカニズム





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2023年2月3日金曜日

どうやってピアノで「歌う」のか?



どうやったらピアノで「もっと歌って」が、できるようになるか。

おかしな話を思い出します。
ずいぶん前ですが、
私の勤める音楽院で、ソルフェージュの先生が言うのです。
ある楽器の先生に、
「ねぇ、〇〇先生。あなた、歌うのが嫌い?」なんていう質問をしている。

理由は、
その先生の生徒が、よりにもよって全員、
歌が、へたっぴぃだからなのだそうです。
歌を歌いたがらない人も、いる。

すごいことを言うな、と、興味を持って、
その〇〇先生の返事を待っていますと。

歌は、大嫌いなのだそうです。
聞くのも、自分が歌うのも、嫌いだそうです。

ヘェ〜と
みんな、びっくりします。
そして、
それが、生徒さんにうつってしまう、というのは、
オソロシイことです。

さて、
そういう人は、どちらかというと珍しいです。
ですが、
もし、万が一、そういうコンプレックスを持っていたとしても、
あるいは、
人前で歌うのが嫌いかもしれなくても、
お風呂の中では、口ずさんでいたり、
機嫌のいい時は、鼻歌くらいなら、やっていたりします。

それは、なんでもいいので、
どこかに隠れている歌心、みたいなのを、
見つけられると、ピアノにも、使えます。
これは、お得です。




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2023年2月2日木曜日

指が、思うように動かない

 指が思うように動かない時、

ハノンの練習をするのは、効果的です。

スポーツをする人が、体を鍛えるために走りますが、
それと、同じようなことだと思います。
ピアニストにとっての、ランニング。

さて、
そのハノンですが、バリエーションを使って弾いていますか?
これをやると、もっと効果が上がります。

まず、
リズム練習、つまり、付点で弾きます。
これは、けっこう使ってらっしゃる方が多いです。

そして、きょうお話ししたかったのは、
スタッカート練習です。

ふつうのリズムで、ゆっくり目に、
スタッカートで弾きます。
でも、きちんと、おすましして弾いてもダメです。
もっと、フォルテで、
高いところから、
ワイルドに、
リラックスした腕で、
一音一音、弾きます。

すると、たいてい音は外れますが、
それは、うまくいってる証拠です。
そのまま、続けましょう。

ネット上でも、どなたかが言ってらっしゃいました。
これは、本当に筋力がつきます。
私も、よく、こうやって練習しています。

ぜひ、試してみてください。

* まとめ

ハノン練習に、スタッカートは、最強





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2023年2月1日水曜日

どのように座っていますか?

 


ピアニストの座り方について、書きます。
オンライン講座をしていて、
お家でどのように座っているか、見えてしまいます。

実は、
これは、ものすごく大切なことだと思います。
フォームがよければ、上達も速いです。
角度をちょっと変えただけで、
力の入り方が、ガラッと変わることもあります。
音色がグッと変わることもあれば、
疲れなくなくなることも(=ラクに弾けるようになる)。

あらためてご説明しますと、

* 椅子は、4つ足の、安定したものが理想的。

* 浅く腰掛ける (腿の半分くらいは、椅子の外側に)

* 足は、右や左に動けるようにしておく

* 弾くときに、肘は、直角より開いた角度に(遠めに座る)

* 高すぎるより、低すぎる方がいい (前腕は、だいたい水平)

これが、出発点です。

これくらいを押さえておけば、あとは、だいたいうまく行きます。


* まとめ

ピアニストの座り方は、パソコンの時とは違う







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2023年1月30日月曜日

フランスキッズの、日本語


フランスの音楽院では、たまに、
朗読やら歌やら楽器を混ぜて、
「学芸会」的なことをすることがあります。

今年は、
日本のむかし話をフランス語で、という
企画が来ました。

朗読の人は、フランス語で。
その雰囲気に合わせたピアノ曲は、どんなのでもオッケーです。
私は、ちびっ子ピアニストたちに、
何を弾いてもらおうか、と考え中。

そして、
歌も歌ってもらおうかと思います。
「一寸法師」という歌を、
皆さんはご存知かどうかわかりませんが、
これを、みなで歌うことにしました。

日本語で歌うといったら、たくさんのちびっ子たちが、
興味津々になりました。

何番まで歌詞があるのか、
よく知りませんが、
少なくとも一番くらいは覚えてもらおうと、
ただいま訓練中。

そのたびに思うのですが、
ちびっ子たちには、日本語が好きな人が多いです。
普段から、マンガを読んだり、
日本のTVドラマを見ているのです。

だからでしょうか、
耳にも、すんなり日本語の発音が入ってくるようです。
「指に足りない一寸ボーシ」と
始まりますが、
これだって、すっと、歌えてしまいます。

聞けば、
「センセイ」「ワカリマシタ」など、
言える人は多いです。
もちろん、ののしり言葉も、言えます。
へぇーと、私は感心してしまいます。

「おわんのフーネに、はーしのかい」
これだって、
ちゃんと発音できるのです。

本番が、楽しみです。















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2023年1月27日金曜日

つまらない作業を、楽しくする


 「しなくてはならない」ことがあるとします。
つくろい物でも、
換気扇の掃除でも、
できれば、あまりしたくないことです。

そういう時は、
「それが終わったら、〇〇をする」と、
自分で、ごほうびを、設定しておくと、
なんとなくスイスイできるようになります。

ということをしている私は、
なんとも単純というか、
芸当をする動物のようで、
大人げないなぁと、
自分でもがっかりしそうになります。
でも、まぁ、
その方が能率が上がるのだから、
しかたありません。

それと同じで、
ピアノでも、あまりやりたくない作業というのがあります。
私の場合は、
譜読みの段階が、とてもつまらないです。
どうしても後回しにしたくなってしまいます。
でも、それを通り越さないことには、
話が始まりません。

そういう時も、
「ここまで譜読みをしたら、
バーゲンを見にいく」とかなんとか、
設定してしまいます。

すると、譜読みのつまらなさを、
すっかり忘れて、
その日の仕事は終わっているのです。




* まとめ

ごほうびを自分で設定






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2023年1月26日木曜日

「感じ」に注目する習慣

ピアノを練習するときに、こういう習慣があるといい、
と思うことがあります。

それは、「感じ」を大事にするということです。

それは、
技術的にも、
音楽的にも言えることです。

手首を回す感じ、
キーに指を立てて弾く感じ、
和音をいいフォルテで弾く感じ、
などなど、

いい音が出たとき、
うまくいった時の感覚を、覚えておくといいです。
理屈で覚えておくよりも、
ずっと確実に、思い出せます。


また、
音楽的にも。

ここは、どんな感じに弾きたいのか、
そして、それがうまくいった時、
その雰囲気でも、映像でもなんでもいいですから、
その感じと結びつけておくと、
これまた思い出しやすくなります。

こうして、「感じ」の力(?)を
つけておくと、
ピアノの上達がはかどると思います。
理屈で覚えるよりも、
ずっとうまくいくと思います。

* まとめ

「感じ」に注目する



 


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