2021年11月23日火曜日

なぜ、伴奏は強くなりやすいか


「音楽的に聞こえる」ための、インスタントなコツを書いています。
先日、伴奏のことを書きました。
左手の伴奏の音量をコントロールできると、
かなり、全体の感じがちがってきます。
グッと、表現豊かになります。

右手と左手とで、強さを変える、というのは、
はじめはむずかしく感じます。
でも、まぁ、あきらめずに続けていますと、
なんとか、できるようになります。

まず、
右手のメロディに対して、
左手の伴奏にどれだけ音数があるか、を数えてみます。
すると、
左手の方が、3倍も、6倍も、音数が多かったりします。

それから、
「倍音」という話もあります。
ピアノの音は、低ければ低いほど倍音数が多くなります。
つまり、一対一でも、
左手の音の方が、右手のより、ボリュームが大きくなります。

ということを考え合わせますと、
ただ、ふつうに弾いただけでは
絶対に、左手の伴奏が、勝ってしまいます。
残念ながら、
メロディは、
伴奏のひびきに、埋まってしまうのです。

ですので、
メロディに、花をもたせたかったら、
伴奏は、うんと、ボリュームを下げるのが、いいようです。



* まとめ

ただ、ふつうに弾くと、左手の伴奏が勝ってしまう


 


Chiyo

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