2021年11月19日金曜日

テンポのコントロールは、誰にまかせるか

「音楽的に」聞こえる、インスタントなコツを書いています。

あるレッスンで、
「ここが、ちょっと走り気味なんですけれど」と、
お話しします。
「ああ、そうなんですよねー」
とてもうまく弾けていて、
指も、慣れているようで、
スラスラ、気分良く弾いてらっしゃる部分です。

それでは、と、
もう一度、弾いてみますと、
なんと、しっかり、うまくいっています。
テンポは、前と同じ、あととも同じ、
揺らぐことなく、淡々と続いています。
内容の、フレージングとか、和音の変わり方が、
キレイに伝わってきます。

「とてもいいです!
何を変えられたのですか?」と聞いて見ます。
答えは、
「ただ、注意して弾いただけです」でした。
ちょっとガクッとくるほど、簡単に、解決してしまいました。
それどころか、
グッと、音楽的に、自信のある、
堂々とした表現になりました。

テンポが走ったり、ノロくなったりというのは、
なかなか、気がつかないものです。
プロの人だって、そうだと思います。
私たちは、機械ではありませんので、
いろんな都合で、テンポは、揺らいでしまいます。

それをチェックするのには、
やはり、録音するのが、一番です。
メトロノームよりも、強力だと思います。
あとで聞き直してみれば、すぐに、わかります。

オカメハチモク、というようなもので、
のんびり、自分の録音を聞いていると、
テンポの揺らぎが、わかるはずです。

 
* まとめ

テンポを均一にすると、音楽が堂々としてくる





 


Chiyo

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