きのうは、パリで、ゴンクール賞という文学賞が決まりました。
賞をとったのは、セネガル出身の31才の、小説家、
Mohamed Mbougar Sarr さんです。
賞をとって数時間後の、
インタビューを聞いていましたら、
そうそう、その通り、と思ったところがありましたので、
書きます。
「あなたの作品の登場人物には、
(個性がとても強いのが多くて)
あたりさわりのないキャラクターというような人は、まず、いませんねぇ」
という質問に、こたえて、
「あたりさわりのないキャラクターというのは、
現実の中にも、いないんです。
どんなに地味に見えても、
中身は、みな、どの人も、情熱的なのだと思う」
というようなことを、言っていました。
それは、
私も、ピアノ講師をしていて、思うことです。
静かな人、
あまり目立たない人、
自分をアピールしない人、
あまり、しゃべらない人、
というのは、あります。
ですが、
お話を聞いたり、
ピアノ曲を通して、だんだん表面に出てくるのは、
とっても密度の高いものです。
情熱的だったり、
これが好き!というのが強かったり、
その方のヒストリーが、豊かに底を流れているのです。
また、
ご本人も忘れていたようなこと、感じ、が、
よみがえってきたりもします。
それを、ピアノを通して、
表現していきます。
そんな作業の、お供をしていますので、
どんな方も、一人残らず、
アツアツの情熱を持ってらっしゃる、というのはよくわかります。
年に関係なく、
子どもさんでも、大人の方でも。
それは、探検みたいなもので、
とても楽しいです。
Chiyo
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