(パリのスーパー内) |
ピアノを弾いているのですから、
もうすでに「音楽」なはずですけれど、では、
「音楽的に」というのは、どういうことなのでしょう。
逆に、
ピアノを弾いているのに、
「もっと音楽的に」と言われたら、
かなり、ガクッときます。
「音楽的に」ということの意味もはっきりしないのに、
そう簡単に、この言葉を使わないでください、と
文句も言いたくなります。
さて、私の想像では、
いずれにしても、「もっと心地のいい音にして、
もう少し、いい気分にさせてください」と
いうような意味だと思います。
ですので、それは、あまり大切ではない。
それよりも、
大切なのは、弾いているご本人が、
何を表現したくて、
それが、どのように伝わっているか、です。
そんな時に、いくつか、
インスタントなコツがあるように思います。
その1は、
伴奏とメロディのバランスをはかる、です。
それは、
DJ の人が、あの機械の前で、しきりにバランスを取っているのと同じ、
または、
指揮者が、さかんにオーケストラに指示しているのと同じ、
あの作業です。
つまり、
(左手の)伴奏を、もう少し弱めに、
メロディを、はっきり、というバランスをとります。
すると、
とたんに、聞こえ方が違ってきます。
表現したいことが、伝わる可能性が高くなります。
* インスタントなコツ その1
伴奏とメロディのバランス
Chiyo
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