コロナも下火になって来ましたので、
フランスの音楽院での色々な活動も、
元どおりになってきました。
先日は、久しぶりに、他の音楽院に招待されて、
コンクールのジャッジをしてきました。
毎回、知らない生徒さんに出会うのは、
ワクワクと、楽しい仕事です。
短い時間で、
なるべくそれぞれの生徒さんの観察をします。
もちろん、音を聞きます。
その人それぞれの個性、才能を、探し出そうとします。
そして、
色々なコメントを残して帰って来ます。
今回は、3人のピアノの先生がいるところでした。
すると、
これは、毎回そうですが、
なんとなく、
「あ、この生徒さんは、あの先生の」と、
わかってしまいます。
知らないうちに、
先生の影響が出ています。
なんとなく、シャッキーン、としている音楽。
ともかく情緒を優先する音楽。
なんとなく控えめな表現。
などなど。
ジェスチャーも、そうです。
これは、口で説明したからどう、というより、
見よう見まねで、伝わっていくものだと思います。
なかなか、面白いものです。
と、同時に、教える側にいる私としては、
しっかりしなくては、
と、エリを正す、というような気持ちにもなります。
今回は、
同時にギターのコンクールも開かれていました。
最後の上級クラスの方では、
ピアノとギターが合流しての審査となりましたので、
私も、ギターの演奏を聴けることになりました。
その中で、
「Sakura 変奏曲」という長い曲があって、
実にステキでした。
あの、「さくらさくら」のです。
なんだか、誇らしくも思いました。
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師
レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
2週間無料、試し。
0 件のコメント:
コメントを投稿