2022年4月13日水曜日

スタッカートの、使い分け


 

大きく分けて、スタッカートのやり方には

2種類あります。

もし、うまくいかない時は、
もう片方のスタッカートを試してみるのも、
いいかもしれません。

1)手首、前腕をつかった、スタッカート。
一音ずつ、スタッカートしています。

2)指だけを使う、スタッカート。


と、おおざっぱにいうと、こうなります。
もちろん、
「指だけを使う」といっても、
他の部分も使っています(もちろん、頭も)。
フィーリングで、理解してみてくださいね。

たとえば、いくつもの8分音符や、16分音符を、
連続で、スタッカートで弾きたい時。

いちいち一音ずつ、手首をふっていたら、
時間が足りないのです。
それに、フレージング的にいうと、
すごく重たくなります。

そういう時は、手首をなるべく動かさずに、
手のアーチをそのままにしておいて、
指だけを、
まるで、熱いものに触ってしまった時のように、
「あっ」と、離すような弾き方にします。

すると、
速くて、軽くて、粒のピチピチした、
スタッカートになります。

この2)のやり方を知らない人は、けっこう多いです。
ぜひ、ためしてみてください。



まとめ

* 1)手首スタッカートと、
  2)指スタッカート、の2種類を知っておく

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