何十年もピアノを弾いてきても、
新しい曲に取りかかる時は、
毎回、同じ練習のしかたをしなくてはなりません。
片手ずつ、
ゆっくり、
いい指づかいを見つけながら、、、、。
そして、片手ずつコントロールできるな、と
思ったら、
次に、また、ゆっくり、
両手の段階に入ります。
よちよち、ゆっくり。
という話をしても、
なかなか信じない方もあります。
特に、子どもさん。
私は、
どんな楽譜でも、さっと、弾ける、と思っている人が
多いです。
これだけ長いことピアノを弾いているのだから、
そうしたいものです。
ですが、
そうはいかないのです。
いつも、内心(めんどくさいな)と思っています。
ですので、
いつも最短距離を行くようにしています。
で、結局は、
上に書いたようなやり方で、
順を追って組み立てていくのが、
ムダのない、
省エネの、やり方になるようです。