日本の受講生の方でも、フランスの方でも、同じですが、
手の動きを観察していますと、
「へばりついて」弾いてらっしゃる方があります。
走行距離を短くして、省エネにすることは、
いいことなのです。
それにしても、
そこまで、石橋を叩いて渡らなくても、というくらい、
キーから手を離すことを嫌う方があります。
話をお聞きすると、そろっておっしゃるのは、
「指をキーから離してしまったら、
元のところに戻ってこられない」ということです。
でも、
ミスタッチをおそれて、そういう作戦にすると、
残念なことに、うまくいかないことが多いです。
では、どうしたらいいかといいますと、
そういう時は、かえって、逆に、
「ミスタッチをする練習」をしてみるのも一つの手です。
わざと、手を離す。
わざと、遠心力を使う。
わざと、手を高く上げてスタッカートを弾く、など。
そして、
負けるが勝ち、のように、
ミスタッチをしたらスコアが上がる、と
考えて、やってみます。
(むずかしいでしょう?)
そうこうしているうちに、
今までの、「へばりつき」運動から、
楽チンな、チャランポランな動きになってきます。
まじめな方は、
そんなのはダメ、と思われるのでしょうが、
実は、
それが、いい弾き方だったりします。
ミスタッチでしたら、
最初は、はずれて当然。
それは、だんだんなんとかなってきます。
それより、いいことは、
理想的な弾き方になっている可能性が高い、ということです。
楽チンに、
アップテンポでも、弾けるようになります。
お試しください。
* まとめ
わざと、手を高く上げたりする
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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