科学的に調べたわけではありませんが、
私の経験から、おかしなことを目撃しています。
実は、
生徒さんを観察していますと、
右利きか左利きかが、なんとなくわかってきます。
(ピアノは、両手を使うので、
どちらが得、ということはないと思います)
ところで、
隠れ左利き、と私が呼んでいるのもあります。
「いえ、断固として、私は右利きです」と言う人も、
話を聞いているうちに、
「でも、ボールは左手で投げる」とか、
「そういえば、知らないうちに、
左手でご飯を食べていた」ということがあります。
自分は右だけど、でも、よく考えると、
親も、おじさんも、いとこも皆、左利き。
もしかすると、自分も? ということもあります。
こうやって、当てっこをしているのも
楽しいですが、
それだけでなく、
だんだんとわかってくることもあります。
まず、
一口に右利き、といっても、
いろいろなグラドュエーションがあるようです。
例えば、
私などは、とても右利きです。
左手で何かをするのは、
別の国か、別の星に行ったくらい不自然です。
ところが、もう片方の手で何かをするのが、
あまり苦にならない人もあります。
どちらでもいい、という人もあります。
どちら寄り、と考える方がいいみたいです。
次に、
ピアノに関係してくることをお話しします。
隠れ左利き、というのは、
本当は左利きなのに、
「世の中は右利きのためにできているから、
将来困らないように」と、
右手を使う訓練をしたから、そうなることが多いようです。
そのほか、上に書いたように、
やや左利き、という場合は、
気づかずに、「みんなと同じように」やってきたのかもしれません。
いずれにしても、
それを知っておくのは、いいことのようです。
コトが早く進むようです。
それを知らずにいると、なんとなく手が、ひねくれてしまうように、
私は感じています。
そのために、ピアノがギッチョになることが、とても多い。
どういうわけか、スムースにいかない。
利き手の方が、怒っている、という感じです。
「使ってください」と、いくら言っても、
聞いてもらえないから、と、
こじれが起こっているように思えます。
そんな話をして、
「ああ、そういえば、そうかもしれない」ということが
わかりますと、
だんだん、そのこじれが取れてきた、ということが、
ある。
とても極端な例がありますので、
それは、あした、また書きます。
Chiyo
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