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2022年9月29日木曜日

良い手のフォームをつくる

音楽院では、新学年が始まり、若い初心者も入ってきました。
そこで、まずは、
座り方、
腕や手の使い方などを習います。

世界のどの大陸からやってきたかで、
体のつくりが、かなり違います。
私は、アジアから来ましたので、
アジア独特の手をしています。

インド、
ヨーロッパ、
アフリカ、出身によって、
それぞれ、特徴があります。

いずれにしても、手は丸めて、
熊手のようなして、使うことを習います。
それが得意な手、
それが苦手な手、
いろいろです。

(ちなみに、アジアの手は、
得意な方だと思います)

1つ、
どんな大陸から来ても、同じように
苦手なことは、
利き手でない方の手の2の指が、
反りやすいということです。

これは、どんな人でも、
そんな傾向があるように思います。




Chiyo







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2022年9月28日水曜日

モチベーションがイマイチの時には


「ピアニストです」と言うと、わぁ〜素敵、いいですねぇ
と言われることがよくあります。
そういう時は、うれしいですが、
同時に、
あぁ、そんなにいいかな、とも思うこともあります。

実際、
毎日毎日、ハッピー!と言う顔つきで、
ピアノを弾いているわけではありません。
悩みも多いですし、
うまくいかなくて苦しいときのほうが、多いかもしれません。

そして、時には、
モチベーションがわかないこともあります。
他のことで忙しかったり、
曲がイマイチだったり、
いろいろです。

そんな時に、私がどうしているかといえば、
イヤイヤでも、ピアノにさわる、ということです。
やりたいことの半分でも、その半分でもいいから、
ともかく、弾く。
そうしないと、
かえって、仕事が山積みになって、取りかかれなくなることもあります。

それに、
かれこれイヤイヤながらやっているうちに、
だんだん、その「イヤイヤ作業を楽しむ」と言っては変ですが、
仕事する楽しみ、のようなのも、
少し出てきたりします。

そんな風にやりすごしています。










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2022年9月22日木曜日

「上がり」恐怖の治し方


ピアノ演奏の本番では、かなり緊張するものです。
プロ演奏家は、慣れているから、ラクラク舞台で弾いていると
思いそうになりますが、
実は、プロでも、緊張はしています。
よほど鈍感でないかぎり、上がります。

その点、趣味ピアノの人は、
気楽でいいなぁなんて、プロの人は考えているかもしれません。
プロには、生活がかかっています。
実際、趣味ピアノの人の方が、
楽しんでいるかもしれません。

それは、よくわかりませんが、
「上がり」について、1つ、コツがあると思います。
きちんと曲を準備した、という前提での話です。

緊張するのは気分が悪いからと、
それをなくそうとしない、ということです。
それよりも、開き直る、
もう、これは仕方ない、として、
さからわない。

緊張してるかな、どうかな、
などと、いちいち確認しない。
すると、心の中の戦いが、1つ減ります

そして、
たとえ、緊張しても、
心臓がバクバクしても、
電車に乗って、
時間通りに、ホールへ着いて、
ちゃんとドレスアップすることはできるということを思い出します。
ピアノのことを考えながら、同時に、腹ごしらえをしたり、
いろいろなことができるのです。

人間には、そういう力が備わっていると思います。
舞台の上でも、
いくら緊張していても、
その中で、演奏するということはできるのです。
弾いているうちに、
いつの間にか、音楽の中で楽しくなったりします。



* まとめ

いくら緊張していても
同時に、ピアノは演奏できる








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2022年9月9日金曜日

ストリートピアノでは、何を弾く?



 

ストリートピアノというものがあります。

駅、飛行場、ショッピングモールなどに、
アップライトピアノがあって、
だれでも、自由に、弾いていいのです。

あなたは、
どんどん、積極的に、ピアノの前にすわって、
どんどん弾くタイプですか?

それとも、
私だって、ピアノは弾けるけれど、
今は、人が弾くのを見ていよう、というタイプでしょうか?

そんなこと、どちらでも、
かまわないのですが、
大人ピアノを再開なさった方、始められた方は、
いつか、体験なさることも、いいのでは、と思います。
もしかすると、楽しいことかもしれませんから。

私は、
弾く時の方が、少ないです。
でも、たまに、
駅で、夜、
人を迎えに行くような時、
ガラガラの構内で、時間つぶしに、
弾いたりします。
まるで大聖堂で弾いているように、音が響いて、
気分がよいです。

一方、
聞いている側としては、駅に入ってピアノが聞こえると、
「おぉ、やってるやってる。いいな!」と、思います。

ちょっと、残念なのは、
いつも、同じような曲ばかりということです。
このあたりでは、
映画の曲で、
「アメリープーラン」か、「カライブのパイレーツ」
が、8割です。

のこりの2割の中には、
いろいろ、バリエーションがあって、
それはそれは、楽しいです。
小さい人が、ていねいに、いっしょうけんめい、弾いているのを見るのも、
かわいらしくて、楽しいです。
生徒さんの中で、試験が近づくと、
昼休みに駅まで行って、課題曲を弾く、という人も、あります。

この先、ストリートピアノがもどってきたら、
みなさん、また、弾いていただきたいですし、
聞いていただきたいです。

あなたは、どんな曲を弾きたいですか?






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2022年8月19日金曜日

バッハはお好きですか?

 バッハを知ってる人は、多いと思います。
ドラマやアニメを見ていても、何か、びっくりする事件があると、
「トッカータ」というオルガン曲のさわりの部分が、
流れてきたりします。

実に有名な作曲家です。
大好きな人も、多いと思います。

私は、といえば、大ファンです。
私のクラスの若い人たちも、ほぼみなさん、
カッコイイ、と言っています。
だいたい、大人気ですから、
譜読みのめんどくささも、忘れてしまうくらいのようです。

それなのに、です。

日本の大人の受講生の方と、お話をして思います。
すると、なんとなく、ですが、
バッハからは、「苦い薬」のような雰囲気が、
かもしだされているのです。
これをやれば、ピアノが上手になれる、という
教則本のような、
がまんするもの、というような。

私のカンチガイかもしれないのですが、
もし、そうだとしたら、
ちょっぴり、残念な気持ちがします。
フランスでも、ある人から、バッハは「感情を抑えて弾く」とも、
ききました。
もちろん、それは、説明不足というか、
おかしな話です。

実は、バッハの音楽には、
ものすごく感情が込められています。
宗教的な感情の場合もあります。
インベンション&シンフォニアは、「歌い方」の練習曲だと、
バッハも言っています。
(チェンバロで、です)
それを、どう表現するか、です。
もっと、もっと、スイングして、
「のる」音楽を追求して、弾いてみても、おもしろいと思います。


それに、フーガは、パズルみたいで、
おもしろいです。
モチーフが、自由自在に、すっ飛んでいったり、
いくつも声部があるのを、わけて色ぬりしてみたり。
だいたい、フランス語で、
フーガと言ったら、「家出」という意味です。
脱走です。「脱走曲」、なんて!


さらに、これをやってると、
かなり器用になります。
耳も、指も。


ピアニストにとって、
こんなに楽しい教則本はないのに、と
思うのですが!




 


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2022年8月17日水曜日

退屈な練習は、どう楽しむのか


レッスンをする時に、「楽しんで下さいね」などと
言ってしまって、たまに、
これは、うかつだったかもしれないと
思ってしまう時もあります。

最終的には、音を楽しむ、というのが目的です。
とはいうものの、
ピアノ練習のすべての作業が
「楽しい」わけではないかもしれません。
それは、人それぞれだと思います。

私の友人に、
「どんな練習も、楽しい」と言っている人がいましたが、
何十年もたった今、
まだ同じことを感じているかどうかは、ギモンです。

ピアノをやっていると、
楽しいこともありますが、
メンドくさいこと、退屈なことは、いくらでもあります。
ただでもめんどくさいのに、
その上、
楽しいと思わなくっちゃ、などと、
プレッシャーをかけてしまっては、
もっと、いやになりましょう。

楽しい、を目指して、
かつ、
めんどくさい練習は、メンドくさい、と
わりきってくださいね。



* まとめ

どんなに面倒な練習も
楽しもう、とプレッシャーをかけてしまっていたら、
ごめんなさい








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2022年8月11日木曜日

植物が育つのと、ピアニスト


植物と、ピアニストの方をくらべてしまうのは、
失礼かもしれませんが。

先日、
箱の中にためて置いた、いろいろな種をまきました。 
その種というのは、
旅行の時に、
食べた果物の中に入っていたもの、とか、
道ばたで、とったもの、などです。

まとめて箱に入れておいたので、
もう、どこで取れた何なのか、さっぱりわからないでしたが、
ともかく、全部まきましたところ。

芽が出たもの中に、
なんだか、知っていそうなものがあります。
昔、育てたことのある、
ヘチマ、とか、
ひょうたんのたぐいです。

これは、
もしかすると、
かぼちゃか、スイカか、メロン?
と、毎日見張っていますと、
花も咲いて、
米粒のような、実ができます。

あらまぁ、かわいらしい、と
1日に何べんも見に行きます。
すると、毎日大きくなって来るのです。
どうやら、スイカのようです。
今では、小指の頭ほどの大きさです。

その、かわいらしさといったら!
毎日大きくなるのを見る、その楽しさといったら!

スイカでしたら、
スーパーや、
朝市で、すぐに手に入るものです。
でも、うちで、
植木鉢で、こんなに育つのは、珍しく、
うれしくなります。

そして、
見ているうちに、
いつもペロッと食べてしまうきゅうりだって、
初めは、こんなに小さく、
そして、毎日、水をやって、
徐々に、だんだん大きくなって、
めでたく、大人サイズになって、
うちにやって来るのだなぁ、ということを
考えてしまいます。
たった1つのキュウリだって、
大したことだなぁと思ってしまいます。

こんな風に、
草木を育てるのが好きなのは、
この毎日大きくなるのを見るのが、
私は好きなのだなぁと、思いました。

ピアノを教える仕事がこんなに好きなのも、わかる、
まったく同じ部分があるなぁと、
そんなことを思いました。

















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2022年7月9日土曜日

リミットレスなあなた


「年だから」という表現を、よく聞きます。

年だから、こんなの着られない。
年だから、今さら、レベルなんか上がらない。
年だから、体力が衰えていって当たりまえ。
などなど。

ピチピチした若い人を見ると、
肌もきれいですから、
「差」を感じてしまいます。
もう、若くなんかなれないのです。

ですが、
昭和生まれの私は、思います。
年でも、できることは、いくらでもあります。

私が、そう確信したのは、
90歳のアイロンマンをやっている方を見てからです。
トライアスロンという過酷なスポーツで、
その中でも、
極度にハードなものだそうです。
それが、
定年後に始めたという日本人男性と、
シワだらけのアメリカ女性が、まだ規定時間内で
アイロンマンをやり遂げている、というのです。

それを知った時、
あ、人間は、筋肉は、年取っても
使っていれば大丈夫なのだ、と思いました。

そういえば、
日本の高齢の女性は、
農業をやっている方にも多いそうです。
腰がまがっているのに、
毎日、けっこうハードなことをなさっている方を、
テレビで見たりします。

などの例が、いくつもありますので、
私は、「年だから」とは思わないことに決めてしまいました。

ピアノだって、筋肉を使って弾きます。
感性も必要ですが、
これは、もしかすると、若い人より熟しているかもしれません。

ピアノに関していえば、
どんな年でも、可能性はリミットレスだと思います。
実際、
私は、そういう例をいくつも見ています。





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2022年6月23日木曜日

ギッチョな方が、得かもしれない


 ギッチョと言っては失礼ですが、
私の生徒さんの中に、病弱で、
手が、ほんの少しこわばっている大学生の方があります。

あまり、スラスラ行きませんが、
そんなこと、かまいません。
できあがるのに、
平均より2〜3倍の時間はかかりましたが、
シューマンの小品を、弾けるようになりました。

とても味わい深い演奏です。
本人も、大満足ですし、
ステージでも、気持ちが良かった、と言っていました。

練習段階では、
そばで見ていて、
もどかしい気持ちはします。
あぁ、これほど苦労しているのだな、と
敬服の気持ちにもなります。

そして、
この先どうなるのだろうと思いきや、
練習したことは、必ず身についているのです。
だから、
まるで、石を積んで塀を作るように、
だんだんと出来上がっていくのです。

それが、一旦できたのに崩れる、ということはなく、
着々と進んでいくのです。
ものすごくノロイですが、いったんできたものは、
確かに、そこにあるのです。

思えば、
私のピアノ人生でも、
わりと簡単にできる部分と、
できない部分とがあって、
できないことは、ものすごく苦労しました。
だから、そのぶん、そこに力をつけられた、とも言えます。

よく思うのですが、
何かをすんなりこなせない、というのは、
そう悪いことでもないかもしれません。

しつこく、続けてやっていれば、
必ず、できるようになりますし、
それどころか、
それが強みになったりもするかもしれません。









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2022年6月20日月曜日

ピアノで「鼻歌」


 私は、ピアニストは何も暗譜して弾く「義務」はないと思っています。
聴く人にとって、それが素晴らしい演奏であれば、
暗譜かどうかは、関係ないと思います。

さて、
そういう私ですが、
それでも、暗譜することの面白さ、というのも知っています。

強迫的に、暗譜しよう、と思うと苦しくなりますが、
「あぁ、これだけ私は弾けるのだ」という視点に立つと、
全く見え方が変わってきます。

何週間も練習していれば、
曲のメロディは、鼻歌でも歌えるようになるでしょう。
それを、部分的でいいですから、
ピアノでも「鼻歌って」みてください。
楽しいですから。

一小節だけでもいいのです。
出だしだけでも。

そうすると、
あぁ、やっぱり私の耳(からだ)は、
こんなにちゃんと覚えてくれていたんだ、と
いうことに気がつくと思います。

それは、楽しいことだと思います。
また、柔軟に、音楽的に弾けるようになる、
一つのきっかけとなると思います。


* まとめ


「暗譜」というと、堅苦しくなりますが、
これくらいは「鼻歌で」と思って弾く



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2022年6月16日木曜日

恥ずかしい気持ちの、正体は?

 


私が小さいころ、

なにが恥ずかしかったかって、

ピアノの発表会で、うまく弾けなかった時です。
8才くらいのときです。
ちゃんと弾けていたはずの曲なのですが、
突然、頭がまっ白になって、
にっちもさっちも行かなくなりました。

止まってしまいました。
足は、ふるえだし、
焦りました。
しばらくして、また続きが弾けたのですが、

その、いやな気持ちといったら、
そのあとも、
長いことひきずっていました。
ほんの一瞬のことだったのですが。

その後、
私も大きくなって、
そういうことに対策できるようになりました。
そして、
今なら、
まちがえたり、
つっかえたりすることは、恥ずかしいことではない、と
思います。

でも、他人がなんと言っても、
本人は、恥ずかしいのです。
そのことも、わかるような気がします。
恥ずかしがっている人に、
「恥ずかしがらないで」と言うのは、
あまり役に立たない、とも思います。

最近では、
ヒップホップの集まりで、
みんなの前で踊るのが、
毎回、恥ずかしいかったです。
でも、
しばらくやっているうちに、
慣れてしまいました。

その時に、
ずいぶん参考になったことがあります。
あした、そのことを書きます。

 



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2022年6月14日火曜日

ストピなんだから、自由に!


 日本の、ある受講生の方とお話をしていて、ストピの話になりました。
暗譜しなくても大丈夫か、ということです。
いいでしょう、とお話したのですが。

はたと、考えてしまいます。

クラシック音楽は、コンサートホールで行われて、
そのために、
チケットを買ったり、
楽しみにしていて、
当日夕方は、お出かけ服を着て、
聞きに行きます。
会場では、
プログラムを買ってもらったりした思い出があります。

幕あいには、飲み物を買ってもらったりもします。
最後のアンコールは、もう、楽しくって、
拍手にも、精が出てしまいます。

などなど、
そういう楽しい思い出があるものですから、
演奏者がステージに出てくるときの緊張とか、
第一音が出てくる、あの瞬間のことも、
よく覚えています。

さて、

それでは、ストピは、と言いますと、
日本のことは、よく知りませんが、
大勢の人が、自由に聞いているのだと想像します。

聞きたくなければ、通り過ぎますし、
興味があれば、ちょっと立ち止まって。

一方、弾く人は、
弾きたいから、弾くのでしょうが、
それぞれ、いろいろな気持ちで、だと思います。
練習の成果を発表しよう、と、緊張していたり、
ラクラク、得意げだったり、
もしくは、
心の慰みのためだったり、
単に弾きたいから、と、
いろいろでしょう。

私などは、夜おそく、
駅で人を待っているときなど、時間つぶしに、
弾いたりします。
駅構内で、よく響くのが、おもしろいです。

また、
バイオリンの人とのコンサートの前に、
リハーサルをしに行ったこともあります。
「めずらしい」と、楽しんでもらえましたので、
一石二鳥。
私の生徒さんの中には、
試験曲を練習に、行く人もあります。


ストリートアートは、もともと、
規則も何もなく、自然発生したのです。
社会の迷惑にならない程度で、
自由な発想で、どんどん弾いてもらいたいと思います。










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2022年4月29日金曜日

古いことを捨てて、新しいことを始める


4月になって、新しい受講生の方が、いく人か同時にいらっしゃいました。
日本の暦と関係しているのかもしれないと、思いました。
よくわかりませんが、
私も、つくづく、うれしく、
新しいことを始める楽しさを、味わっています。

それにひきかえ、
ご存知の通り、
フランスでは、6月で学年が終わるので、
ちょっと、リズムが違います。
このごろでは、
試験の雰囲気がただよっています。

音楽のコンクールもありますし、
学科の、バカロレア試験の、模擬テストやら、
口頭試験の準備、
それから、関係ないかもしれませんが、
結婚式の季節も、始まります。

フランスでは、結婚式は、必ず土曜日。
冬には、めったに行われないですが、
4月にもなりますと、だんだん、行われるようになります。

どうやって、それがわかるかといえば、
土曜日に、車のクラクションの音が、聞こえます。
プープー、と、何台ものクラクションが聞こえたら、
それは、結婚式。

などなど、フランスでもやはり、
新しいことを始める季節、ともいえます。
だいたい、
先日のイースター祭りは、
イエスキリストの「よみがえり」のお話ですから、
それもまた、
新しいことが始まる、という気分になります。

私も、新しい気分で、
ワクワクしています。









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2022年4月11日月曜日

時間がない時ほど


 私がよく陥るワナです。
時間を節約しようと思って、
すぐに両手で弾いて、何度も何度も繰り返し弾く。
少しは、よくなりますが、
「どうもイマイチ」というのが続きます。
その状態から、一寸たりとも進むことができません。

しかたないので、
また片手ずつバラバラに練習します。
リズム練習、スタッカート練習、など、
地味に、やります。
しばらくして、また両手で組み合わせてみれば、
あら〜、かなりきれいに弾けるようになっています。
なんだァ最初っから、こうすればよかった、という感想になります。
「ワトソン君、初歩的なことだよ*」という
あのセリフが頭に浮かんで、自分でもイラッとします。





*  シャーロックホームズが、よく言う

 
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2022年3月31日木曜日

ピアノ曲で、占う?

 

ピアノのレパートリーは、
ものすごく、多いです。
練習曲から、演奏会用のまで、
人生を、3回くらい生きても、
弾ききれないくらいではないか、と言われています。

(その点、チェロとか、クラリネットのは、
気の毒なほど、少ないです)

ですので、
生徒さんが、新しい曲にうつる時には、
私は、余裕たっぷりに、
「どんなのが、弾きたいですか」と、
尋ねることが、できます。
それだけ、チョイスがあるからです。

いろいろ提案して、
あれこれ、好き嫌いを言ってもらって、
選ぶことができます。

すると、
私のクラスでは、90%の確率で、
「悲しい曲」という答えが返ってきます。
大人の方もそうですが、
ピチピチ、元気いっぱいの子どもさんが、
そういう曲を弾きたがるのは、
いつも、ふしぎに思います。
10代の人たちは、、、わかるような気もします。

ところが。

2020年、ウイルスのせいで、
ロックダウンになった時。
オンライン授業で、生徒さんに聞いたところ、
ほぼ大半が、
「楽しい曲!」を、願ったのです。
しばらくしたら、
また、元にもどったのですが。

それは、どういうことなのでしょう。
よくわからないのですが、
興味深いな、と思いました。
その時の、気持ちの状態で、
弾きたい曲が、かわる、のでしたら、
弾きたい曲をみれば、自分の状態が、
わかるのかもしれません。


今、
どんな曲が弾きたいですか?


Chiyo

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2022年3月30日水曜日

メシアン先生に、ちょっと

今週から、フランスはサマータイムになりました。
夕ご飯の時間になっても、まだ外は明るいです。
そのかわり、今のところ、朝が暗いです。

それでも、鳥の声がたくさん聞こえてきます。
春だ、ということがわかります。
その中でも、
歌が上手なのは、黒いツグミ!
一体、何を言っているのかな、と、
わかりそうでわからない言葉です。

そして、その表情の豊かさと言ったら!
もう、これはコンサート。
思わず、
録音してしまいましたので、
下に載せておきます。

そんな時に、思い浮かべるのは、
フランスの大作曲家、メシアンです。
歌の鳴き声に魅せられて、鳥シリーズ作曲をたくさんしました。

ですが、
ピアニストとしての私の思いは、
ちょっと、ネガティブです。
ピアノソロや、合奏曲を数曲、弾いたことがあるのですが。

「歌の鳴き声に魅せられた」ところまでは、
私も同感。
ですが、そのあとの、
それを、楽器で奏でる、には、
うーん、とうなってしまいます。

まず、譜読みが、ものすごくめんどくさいです。
そして、
「黒ツグミ」の声を思い出しながら、
一生懸命マネしたりしますが、
なかなか大変です。

そして、いざ、うまくいったところで、
そんなに嬉しくもありません。
それに、聴いてる方だって、
もしかすると、本当は、
本物の「黒ツグミ」を聞きたいのではないか、と
思ってしまいます。
私がいくら頑張っても、
黒ツグミの方が、レベルが上だと思うのです。

そんなことを思い出しながら、
今朝は、朝のコンサートを、一人、聴きました。


これが、黒ツグミ君の歌です。
やっぱり、レベルがすごいと思うのですが。。。









 


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2022年3月22日火曜日

モーツァルトは、問題


フランスの音楽教育の場では、なんとなくですが、
若いと、ちやほやされるように思えます。
試験でも、若い人がちょっと上手に弾くと、
「こんなに若いのだから」と、いい点をもらえたりします。

国際コンクールでも、
同じようなスコアの人がいたら、
若い人の方に、注目が集まります。

それは、実は、違反に思えます。
年や、見かけは関係なく、
音だけを聞いて、ジャッジするのが本当だと思うのですが。

まぁ、それはどうでもいいのですが、
もう一つ、問題があります。
フランスでは、一昔前、
モーツァルトの「5歳で作曲」という楽譜がありました。
シンプルな曲が集められた楽譜です。
たぶん、
若いピアノの生徒さんに、気に入ってもらえるだろう、というのが、
出版した人のもくろみだったと思います。

ですが、
私が見た限りでは、
若い生徒さんたちを、よく失望させていました。
「えっ、5歳で、作曲したの?
自分は、もっと年がいってるのに、
これさえも、よく弾けない」となります。

ですが、モーツァルトには、
誰も知らなかった、問題があったのです。
それは、若くして一生を終えなくちゃならなかった、ということです。
35才で終わったのです。
だから、あんなに若い時から、
急いで、
たくさんの曲を作曲しなくてはならなかった、のかもしれないのです。

というのは、
冗談ですが、
逆に言いますと、そんなに先を急いで焦るより、
ストレスを、極力少なくして、
長生きすることを考えた方が、いいと思います。




* まとめ

もっとのんびりしても、いい。








Chiyo

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