2021年3月13日土曜日

憧れの人を、どんどんパクる

前回の記事で、演歌やバッハのお話をしましたところ、
演歌とバッハを、どうつなげるのか、というご質問がありました。

ご質問は、もっともです。
演歌の雰囲気と、バッハの雰囲気とは、結びつかないですね。

それは、「様式」の部分です。
ジーパンで結婚式に行くのは、はばかられる、というようなことです。

それでも、
様式や、使う言葉がちがっても、
ジーパンでも、タキシードでも、
その人それぞれの、
やさしさ、とか、
興味しんしんさ、とか、
軽さ、もしくは、落ち着いた感じ、とか、
熱っぽいところ、
など、
そういうものは、常にあります。

そこのところです。
そこが、「歌心」だと思っています。
様式を、超えてしまう何か。

そこが、おもしろいのです。
そうだと思いませんか。
それが、あなたにも、必ずあります。
さぁ、それは、どんな風なんでしょう?

最初は、いろんな人を真似て、
憧れの人のように歌いたい、とか、
トライしていきます。
そして、
いつの間にか、
いくら真似をしても、真似できない、
やはり自分流みたいになってしまう、というのが、
だんだん明らかになってきます。
同じバッハを弾いても、
同じショパンを弾いても、
十人ピアニストがいれば、
十人十色になるのは、そのせいです。
それができる頃には、
もう、ずいぶん楽になっています。

それには、
まずは、ご自分の好きな歌手(演奏家)を、
真似していくのが、いいと思います。
自分が憧れるミュージシャンには、
だいたい、
自分自身と似ている部分が多いと思います。

遠慮せずに、
どんどん、パクりましょう。



* まとめ

「自分」の歌心を見つけたかったら、
まずは、パクリから始める





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