前回の記事で、演歌やバッハのお話をしましたところ、
演歌とバッハを、どうつなげるのか、というご質問がありました。
ご質問は、もっともです。
演歌の雰囲気と、バッハの雰囲気とは、結びつかないですね。
それは、「様式」の部分です。
ジーパンで結婚式に行くのは、はばかられる、というようなことです。
それでも、
様式や、使う言葉がちがっても、
ジーパンでも、タキシードでも、
その人それぞれの、
やさしさ、とか、
興味しんしんさ、とか、
軽さ、もしくは、落ち着いた感じ、とか、
熱っぽいところ、
など、
そういうものは、常にあります。
そこのところです。
そこが、「歌心」だと思っています。
様式を、超えてしまう何か。
そこが、おもしろいのです。
そうだと思いませんか。
それが、あなたにも、必ずあります。
さぁ、それは、どんな風なんでしょう?
最初は、いろんな人を真似て、
憧れの人のように歌いたい、とか、
トライしていきます。
そして、
いつの間にか、
いくら真似をしても、真似できない、
やはり自分流みたいになってしまう、というのが、
だんだん明らかになってきます。
同じバッハを弾いても、
同じショパンを弾いても、
十人ピアニストがいれば、
十人十色になるのは、そのせいです。
それができる頃には、
もう、ずいぶん楽になっています。
それには、
まずは、ご自分の好きな歌手(演奏家)を、
真似していくのが、いいと思います。
自分が憧れるミュージシャンには、
だいたい、
自分自身と似ている部分が多いと思います。
遠慮せずに、
どんどん、パクりましょう。
* まとめ
「自分」の歌心を見つけたかったら、
まずは、パクリから始める
Chiyo
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