2021年3月10日水曜日

シューマン先生の、アドバイス

ピアニストにとって、とてもためになるアドバイスを、
ロバート・シューマンがしています*。

「もっと歌って」にもつながることなので、
きょうは、シューマン先生のお言葉の話です。

ずっと、心に残っている言葉のうちに、

「合唱団に入って、特に中声パートを精魂込めて歌うと良い」

というのがあります。
私は、合唱団では、いつもアルトで歌っていましたので、
しめしめ、と思ったからかもしれません。

でも、まあ、ソプラノの人、バスの人は、
がっかりすることはありません。
合唱をなさらない方でも、大丈夫です。

大事なのは、
内声に気を向ける、というようなことだと思います。

ピアノは、ポリフォニー楽器ですから、
いろいろな声部が織物ののように、曲をつくっています。
その中で、
内声をたどって、それだけを弾いてみる、ということ、
それと、
その声部が、メインメロディと、どうハモっているか、を
感じるということです。

初心者の方には、ちょっと難しいでしょう。
中級以上の方は、そんなことも感じながら、練習なさるのも、
いいと思います。

* まとめ

たまには、内声だけに、注目してみる








 


Chiyo

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