2021年3月30日火曜日

人前で弾くとき、緊張する


レッスンの時、先生の前で、
ストリートピアノで、
発表会で、と、
どんな時でも、人前で弾くときには、緊張してしまう、という方。

それだけ、「うまく弾きたい」と、
聞いてくださる方に対して、
気遣いしているということなのかもしれません。

そして、
それだけ、相手の方の注目を感じている、
真剣に聞いてくださる、
ということなのかもしれませんから、
存在感がある、ということでもあります。
(カリスマ性とも、呼ばれています)

たしか、
マリアカラスだったと思いますが、

「ぼくは、上がらないんです」と得意にしている若い人に、

「大丈夫ですよ。
『上がり』は、才能とともにやってきますから。ご安心なさい」

と答えた、という話があります。

そういえば、
上がらない、というミュージシャンを、
私は、見たことはありません。
そう、なまはんかな気持ちで、演奏会に出ることは、
たぶん、ないのでしょうね。

ただ一つ、
ヒントになるかもしれないことがあります。
上がらない、という人たちがいます。
上がる、というコンセプトそのものが、ない、と言われています。
それは、ジプシーの、街のバイオリン弾き。

もう、
弾きたくて、弾きたくて、しかたないそうです。
楽譜もなく、
ただ、弾く。
聞き手に、喜んでもらいたくて、弾く

ジプシーは、社会的な制約があまりないです。
社会的に成功する必要もない、ですから、
プレーッシャがないわけです。

私は、
彼らの存在に、とてもヒントをもらいましたので、
書いてみました。






Chiyo

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