レッスンの時、先生の前で、
ストリートピアノで、
発表会で、と、
どんな時でも、人前で弾くときには、緊張してしまう、という方。
それだけ、「うまく弾きたい」と、
聞いてくださる方に対して、
気遣いしているということなのかもしれません。
そして、
それだけ、相手の方の注目を感じている、
真剣に聞いてくださる、
ということなのかもしれませんから、
存在感がある、ということでもあります。
(カリスマ性とも、呼ばれています)
たしか、
マリアカラスだったと思いますが、
「ぼくは、上がらないんです」と得意にしている若い人に、
「大丈夫ですよ。
『上がり』は、才能とともにやってきますから。ご安心なさい」
と答えた、という話があります。
そういえば、
上がらない、というミュージシャンを、
私は、見たことはありません。
そう、なまはんかな気持ちで、演奏会に出ることは、
たぶん、ないのでしょうね。
ただ一つ、
ヒントになるかもしれないことがあります。
上がらない、という人たちがいます。
上がる、というコンセプトそのものが、ない、と言われています。
それは、ジプシーの、街のバイオリン弾き。
もう、
弾きたくて、弾きたくて、しかたないそうです。
楽譜もなく、
ただ、弾く。
聞き手に、喜んでもらいたくて、弾く。
ジプシーは、社会的な制約があまりないです。
社会的に成功する必要もない、ですから、
プレーッシャがないわけです。
私は、
彼らの存在に、とてもヒントをもらいましたので、
書いてみました。
Chiyo
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