2021年2月11日木曜日

パートに名前をつける(暗譜 step3)

前回は、ピアニストは、なにを想定して暗譜したらいいのか、お話ししました。

人間ですから、どうしても「言いまつがい」をしてしまうのです。
それと戦うのではなくて、
そういうことが起こったら、どうするか、を備えておきます。

まずは、
覚え方を、合理的にやっていきます。
だいたい、弾き込んでいると、ぼんやりとは、
覚えられるようになってきます。

そういう時期になったら、
今度は、その曲を、パートに分けるのです。

例えば、A-B-A 形式でしたら、その3パートで良いですし、
それを、もっときざんでも、いいです。
覚えやすく、小さいパートに分けます。

少しずつ、覚えて行きます。

それができたら、
そのパートに、名前をつけます。
A とか、B でもいいですが、
より個人的で、
より、変なもの、の方が、いいです。

例えば、
私の場合、あるブラームスの曲で、
この部分になると、「どういうわけか」叔母の顔が浮かんでしまう。
そういう時は、
「〇〇叔母」というのにします。

ここは、
どうしても、夏の、プール付きのホテルが浮かんでしまう、という場合は、
「プールホテル」とする。

変であればあるほど、いい、とします。

そのようにタグをつける作業をします。

きょうは、ここまで。

そして、そのタグをどう使うか、
続きは、また明日書きます。

(続く)

* まとめ

覚えたい曲を、パートに分ける。
そして、個人的なネーミングをする。




 


Chiyo

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