本当は、一日8時間ピアノを弾いても、
どこも痛くならない、というのがいいのです。
(ただし、
頭は痛くなってもいい?)
「痛み」については、私は、慎重にしています。
特に、大人ピアノの方は、熱心な方が多いです。
たまに、痛みも出ます。
大丈夫な痛みというのは、筋肉痛です。
ある程度は、大丈夫です。
ちょっと休めば治りますし、筋トレになっています。
一方、スジが痛む、というのは、問題です。
すぐに、練習をやめて、休んでください。
それは、大半は、手、腕、手首の使い方から来ています。
それを正せば、この先、
痛みが出ることはなくなりますし、
かつ、
技術的にも、進歩できます。
実は、
痛みを利用して、技術を改善することができるのです。
大ざっぱに言いますと、
どういう動作をすると痛くなって、
どうすれば、痛くなくてすむかを観察すれば良い。
痛くない弾き方に戻せばいい、ということです。
ちょっと高度な方法ですが、
そのように改善して、その後、
グッと弾きやすくなった、という人を、
何人か知っています。
「痛み」は、貴重なシグナルでもあると思います。
* 「痛み」の出ない弾き方は、正解のことが多い
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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