若い生徒さんが、私のピアノのクラスに入学する時、
ほとんどの場合、それは、親御さんの希望です。
そして、
レッスンをはじめて、
お話をしたり、
お話をきいたりしているうちに、
お母さんや、お父さんが、
とっても音楽好きだということが、判明します。
そういう時は、
ちょっとずつ、
ピアノをやってはどうですか、と
おすすめします。
どうせ、楽器は、おうちにあるのですし。
すると、
ほとんどの場合、
特に、お母さんですが、
ものすごい才能をもってらっしゃいます。
とういうことが、判明します。
そして、
今まで、お子さんの教育に、
一生懸命だった、そのエネルギーをつかって、
ご自分の練習に精をだされます。
なかなか、指が思うように動かない、とか、
昔のように、うまく弾けない、とか、
いろいろつまづきますが、
でも、その、
楽しそうなこと!
そして、その音楽センスのよいこと!
さらに、
おまけとして、いいことは、
お子さんが、
なんとなく、うれしそうだということです。
お子さんの方が、進んでいれば、
ちょっぴり優越感をもって、
「お母さん、教えて上げようか」なんて、
誇らしげです。
レベルが同じならば、
一緒に、連弾など、弾いて、
やっぱり、お子さんの方が、
アドバイスしたりしています。
これまた、誇らしげです。
そして、
ますます、練習に精がでるようです。
ある日、
私は、小さなファミリーコンサート、
というのを開いたことがあります。
親御さん、
おねえちゃん、お兄ちゃん、
妹、弟、いとこ、などなど、
そして、
いろんな楽器があつまって、
一緒に、弾きました。
いずれにしても、
若いコドモさんの方が、親御さんより、
なんとなく、誇らしげです。
親御さんは、親御さんで、
若いころにもどったように、
ドキドキして、
やりとげて、
これまた、大満足そうでした。
おすすめして、よかった、と
思ったりしました。
Chiyo
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