2022年3月24日木曜日

フォルテの音に、注意


ピアノでは、
強い音を出すのと、
弱い音を出すのと、どちらがむずしいと思いますか?

私は、弱い音の方が、むずかしく感じられます。
それは、力をセーブしなくてはならないのと、
弱すぎると、せっかく弾いたのに、音がしないで、
スカ(はずれ)となることがあるからです。
これは、悔しいです。

もちろん、
強くて、テンポの速いところは、
筋肉が必要、持久力が必要、ビタミンも、スタミナも、、、と、
これまた、大変な力仕事でもあります。

強い音を出すのが得意そうな人で、
ピアノを叩くように
ガンガン弾いたりしている人もあります。
それについては、
これは大事、と思っていることがあります。

それは、フォルテの音色です。
これが、きつくて、とがっている音だと、
かなり損をします。
スピーカーですと、
音が割れている、とも言います。
ピアノでも、そういうことが起こります。

せっかく上手に弾けていても、音色がイマイチだと、
素敵に聞こえません。
やはり、どんな人でも、
強くて、深みのある、丸い音が好きなようです。
耳に、心地よいのです。

それには、どうするか。
これは、体全体の使い方ですので、
一概には言えないのですが、
まずは、そこに耳を傾けることが必要です。
余裕がない時は、精一杯に強くしてしまいがちですが、
ちょこっと、耳をそこに傾ける。
それだけで、
かなり改善することがあります。

また、たまには、ちょっと広い部屋で、
どんな風に、遠くへ響いたか、と、
耳を遠くに置いた感じ(?)で聞くと、これまた、
改善のとっかかりになったりもします。

いい音で弾くと、
それだけでも、聴いている人の心を
喜ばせると思います。






* まとめ

いい音色は、ミュージシャンの魔法










Chiyo

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