2022年3月21日月曜日

ミスタッチをした方がいい時


 私も含めて、ほとんどのピアニストは、ミスタッチが大嫌いです。
それを避けようと、
もう、必死で練習します。
いろいろな方法で、訓練します。
そこまでは、よいのです。

ミスタッチを避けようとするあまり、
なんとか、つじつまを合わせようとするのは、
これまた、考えものです。
そういう時は、
手がこわばっていたり、
腕に力が入りすぎだったり、
ともかく、正確な音を弾ければいい、と、
ガンバっています。

それは、正しくない姿勢なことが多いです。
それでは、
テンポがそれ以上、上がらない、とか、
しなやかな表現ができない、とか、
さらには、これが一番まずいですが、
ケガの元にもなります。

いいことありませんので、
そんな時は、ミスタッチをしながら、
ゆったりとやっていきます。
赤ちゃんが、おさじでご飯を食べ始める時のように、
とてもギッチョで、
こぼれたり、
口のまわりがよごれたりしますが、
それで、いいのです。

このように、ミスをしながらじゃんじゃん弾いていますと、
だんだん、距離感とか、
ジェスチャーの感覚が自然につかめてきます。
そして、リラックスしたまま、ちゃんと弾けるようになります。


* まとめ

ミスタッチしながら、距離感をつかむ




Chiyo

動画添削レッスン
フランス在住ピアノ講師

レッスン放題。動画、無制限。
初心者、歓迎中
2週間無料、試し。
(中期、長期割引あり)

↓ もっと読む
https://tateitoyoko.blogspot.com/p/blog-page.html


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

0 件のコメント: