初心者の方でも、上級の方でも、ここを押さえておくといい、という
ポイントがあります。
それは、接続の部分です。
電車の連結機のようなところ。
もし、リピート記号があったら、そこ。
ブルグミューラーの中にも、poco rit. と書かれているところがあります。
いったん落ち着いて、そのあと、
また、次のお話が始まるようなところ。
たいていの方は、
部分部分は、よく練習なさっています。
あとは、それをつなぐだけ、と思ってらっしゃいますし、
そうなのですが、
そのつなぎの部分を、よくさらうと、
もっと、迫力が出てきます。
もっと、カッコよくなります。
それには、
全体をさらうのでは足りないです。
連結器の部分を、集中的にさらう方が効果的です。
そうですね、
その2〜4小節前、そして、そのあとも。
そこを、どんな風に接続させたいか、
それは、あなたのセンスの見せどころとなります。
rit. するのもよし、
音色をガラリと変えてみるのもよし、
大きくブレスをとって、また同じテンポで進むのもよし、
色々可能性があります。
エンジョイなさってください。
出来上がりが、いっそう素晴らしくなりますし、
弾きやすくもなると思います。
* まとめ
接続の部分を、よくさらうと音楽的に大きくなる
Chiyo
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フランス在住ピアノ講師
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