「弾きたい曲」というのがあります。
それを、
なかなか言いだせないでいる方もあります。
お話をきいていると、
だんだん、
その曲のことがわかってきます。
とても風変わりに思えることもあります。
人とちがった曲、
とてもマイナーな曲だったりします。
(ゲーム音楽だったり、有名な作曲家の、知られていない曲だったり)
そういえば、
私だって、どこで知ったのかわかりませんが、
スクリアビンという作曲家の曲を、
今でなら、けっこう知られていますが、
あまり知られていなかったころ、
どうしても弾きたくて、弾いていました。
教師としては、
知らない曲で、それが、
ちょっぴり風変わりだと、
はじめは、めんくらいます。
「はい、それは、教育的にあまり意味がないですから、
レッスンでは、やりません」と言ってしまうことは、
できます。
ですが、そこをぐっとおさえて、
その曲をみてみますと、
それが、おもしろい。
曲がおもしろい、というのではないのです。
もちろん、そういうこともありますが、
そうやって、話をきいていると、
生徒さんの世界が、少しずつ、見えてくるのです。
そこが、おもしろい。
このあいだも、
18才の生徒さんが、
さかんに、あるスタイルの曲ばかりを、
きかせてくれるのです。
しばらくして、わかったことは、
テレビのコマーシャルで、いいな、と思うと、
シャザムというアプリで、曲名をさがして、
追求している、ということです。
なるほど〜。
こういうのが、あなたは好きなのね!と、
感心したのです。
あとは、
かんたんです(教師としては)。
耳コピでもいいですし、
やり方は、いろいろあります。
それよりも、
私がおもしろくてしかたないのは、
それぞれ、みなさんが、
いろんな、すごい世界を、見せてくれるということです。
ですから、
私は、よく、
「あなたは、今、なにが弾きたいですか」と
ききます。
あなたの見ている世界を、
ちょっぴり見せてほしいな、という、
テレビなんかよりも、もっとおもしろい、
そんな興味ごころ、からです。
Chiyo
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