教える仕事をしていて、逆に、教えてもらう、ということは、
実は、多いのです。
例えば、
生徒さんを観察していて、
毎日のように「どうして、ここがうまくいかないのだろう」と、
考え続けていますと、
それが、結局、自分のテクニック向上に役立ってしまった、ということ。
その数は、もう、数え切れないほど、多いです。
それから、
もう一つ、レパートリーのことです。
私の知らない分野で、美しい作品があるのを、教えてくださるのは、
生徒さんたちです。
今までに、
例えば、久石譲さんの作品、
それから、日本のビデオゲームの曲など、
たくさんの質の高い作品を、教えてもらいました。
ですので、今では、
いつも私は生徒さんにインタビューをして、
好きな曲、聴いてる曲を、書き留めています。
そして、聴きに行きます。
おまけに、その、楽しいこと!
さて、
今回は、「ふだん塾」の日本の受講生の方に、
素敵な曲を、教えていただきました。
松任谷由実さんの、
「春よ、来い」という歌を、ピアノソロにアレンジしたものです。
歌詞を見ると、
なんだか切なく悲しい曲です。
もちろん、このアレンジも、やり場のない悲しさのある曲です。
いい曲を教えていただきました。
さっそく、私も練習して、弾いていましたら、
こちらの友人が、気に入ってしまいました。
楽譜を貸してください、と頼まれました。
というわけで、この曲は、
フランスにも、伝染しつつあります。
教えるという作業は、
だから、楽しくてたまらないです。
「春よ、来い」→
Chiyo
動画添削レッスン
フランス在住ピアノ教師
2 件のコメント:
Chiyoさん、早速youtubeに聴きに行きました。レッスン動画でお手本で聴かせていただいた曲でも十分素敵でそのままアップしてもという作品を、さらにyoutube用に仕上げられて、プロフェッショナルだぁと感服しました!切なさや春を恋い焦がれる感じが全体に満ちていて、じーんと来ました。
フランスの方にもいっぱい聴いていただきたいなあ。この曲でどんなイメージが広がるのでしょう?興味あります。
reico さんには、ユーミンの素敵な曲を教えていただきました。感謝です。さっそく、youtube にアップしましたが、今度は、reico さんがアップされたらいいなぁと、思っています。今、とってもいい調子に仕上がって来ていますから。フランスの人にも、聴いていただきたいです。
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