表現力アップシリーズ、その8は、ポリフォニー意識です。
ピアノ曲は、ポリフォニーの曲です。
オーケストラみたいに、いろいろな楽器が一緒に弾いている、
それと似ています。
それを、10本の指で、やってのけてしまうのですから、
なかなかの、仕事です。
さて、
それを聞いて、うまく運転していきましょう。
大まかに言って、
たてと、横と、2つのききかたがあります。
横、というのは、
メロディーについていく聞き方です。
たいていは、一番上の声部、ソプラノが歌っています。
たまに、バスのこともありますし、
アルトや、テノールなど内声のこともあります。
いっぺんに全部聞くというのは、むずかしいですから、
まずは、全部弾きながら、
ソプラノや、バスだけを、追って、聞く。
次に、
たてに聞く、をします。
それは、和音を、たてに聞く、ということです。
下の音から始まって、上まで、いくつ音があるかわかりませんが、
それを、バランスよく、弾きましょう。
どこを、どうすれば、よく響くか。
この音は、ぜひ、響かせたい、というのも、
出てくるかもしれません。
たいていは、まず、両はし、
つまりソプラノとバスをくっきり。
あとは、もうちょっと柔らかめに。
練習の時に、
この2つの聞き方を、ちょこちょこっと、
やっておくと、
ずっと立体感が出てきます。
深みのある、音楽になります。
* まとめ
ポリフォニー技術を、高める工夫
「たて、横」
Chiyo
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フランス在住ピアノ教師
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